寝不足こそ万病の元!メタボ予防も睡眠から

2020年7月8日

ココカラネクスト

睡眠をちゃんと取っていますか?

 「睡眠不足」って言葉はよく聞きますけど、「睡眠充足」はあまり聞かないないですよね。
睡眠を、普段の生活で大事に考えることはあまりないのですが、実は毎日のパフォーマンスは毎日の睡眠にかかっているんですよ♪

 明日のテストのため、プレゼンのため、企画書のため…と現代人は睡眠を削ってパフォーマンスをあげようとしますが、実は本末転倒なことなんです。睡眠は生物の大事な生理現象。人間は生物です。

 なので、脳みそも体も十分な休息を取らないと働かないように出来ているんです。生物的なルールを無視して睡眠を削ってしまうと翌日のパフォーマンスを大きく下げてしまうことになってしまいます。

 逆をいえば、

良質な睡眠をとること=睡眠を第一に考える習慣

がついてくると、毎日の生活が良い方向へ変わってきます。

 脳が冴え渡り、体は機敏に動き、仕事や勉強もはかどって周りともうまくいく。美容面や健康面でも色々なプラス作用が増えて、病気を寄せつけずに長生きできるようになる。

 それが「睡眠力」です。

一生の3分の1の時間は睡眠

 昔から、人間はこの3分の1の時間をどうにかしてもっと有効に活用できないかといろいろと考えてきました。そんなに寝るなんてもったいない!寝ないで済めばあれもこれもできる、もっと遊べる、仕事ができる…と。

 でも、現在いくつかの疫学によって睡眠時間が短い人ほど寿命が短くなることが明らかになっているんです。

 睡眠中、頭や体の中では疲労を回復させて翌日も元気に活動するための生命現象が着々と進行しています。疲労物質の排出、細胞や筋肉の修復、各種ホルモンの分泌。様々な作用が睡眠中に行われているんです♪

 ですので、生命現象のメカニズムの重要性を知れば「寝ている時間がもったいない」とは決して言えませんよね。

 睡眠時間は無駄な時間ではなく、心身をリフレッシュ、リセットするための「貴重な時間」です☆

ベストは睡眠時間は6~8時間!

 死亡率を見ても7時間寝ている人が一番低く、もっとも寿命が長いことがわかっているそうです。

 ただし、おとといは4時間で昨日は10時間睡眠、平均すると7時間睡眠、というのはだめ!

 短眠と長眠を不規則に繰り返すパターンは体のリズムを崩し、かえって心身の健康を損ねやすくなってしまうので、毎日コンスタントに7時間睡眠を続けていくのがいいとのことです♪

寝不足こそ万病の元!メタボ予防も睡眠から

 アメリカの医学界では以前から「メタボの予防と解消には睡眠不足を解消すること」が必要不可欠であると言われているそうです。アメリカコロンビア大学の研究チームが行った疫学調査では「7~9時間睡眠の人に比べ、4時間睡眠の人は肥満率が73%も高く、5時間睡眠の人の肥満率は50%も高い」ことがわかっているそうですよ!

 また、別の調査では「短時間睡眠な人は食欲亢進ホルモンのグレリンが増加して、食欲抑制ホルモンのレプチンが減少する」こともわかっている。ちょっとわかりにくいですが、すなわち、睡眠時間が短くなるほと食欲が抑えられなくなり、ついつい食べてしまうということです。

 このように睡眠不足は肥満や高血圧、高血糖を招き、メタボになるリスクを大きくアップさせてしまうようです(>_<)

「睡眠が不足すると免疫力が低下してガンのリスクもアップ」

前にも述べたように、細胞のリセットなど・・・・

=体を直そうという機能が低下してしまう。

 ぐっすり寝ることで高い免疫力をキープできる。そして、良質な睡眠はひらめきやアイディアを導いてくれるというのも昔から言われていますよね!

 寝る前のマッサージからも良質な睡眠をとる準備ができるのでオススメです♪

[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]

「東京23区内(渋谷,新宿,目黒,品川,港区を中心に)で選ばれている出張マッサージ-MIRAKU(ミラク)-(http://miraku.tokyo/pc/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。