2020年5月27日
ココカラネクスト
「肩が凝る」「座りっぱなしで腰が痛い」
「ずっとデスクワークをしていて首が重い」
「カラダ全体がだる重い」
など、近年では私たちの身体とこのような症状は切っても切れない関係になっています。
そんな時に筋肉のコリや張りを取りたい、ほぐしたい!と思うところですが、今回はもっと根本的なところ、どうしたらより健康的な体でいられるか、その対策のお話をしましょう。
そもそも、肩が凝った、首が痛い、腰がつらいなどに対して、改善するよう、マッサージもしたり、整体院に通ったりなど対処療法を私たちは行いますが、健康的な体を維持するために行動するというのはなかなかしないものです。
耳が痛い話ですが、毎日、体のどこかに不具合があるな…と感じながら生活をするよりも、毎日が絶好調!と思いながら生活をするようが心も体も豊かに過ごせるはずです。
そんな時にオススメしたいのが毎日のストレッチなのです。
毎日のストレッチが体を目覚めさせる
一般の人は、どんな動作をした時に身体のどこの筋肉が使われているか、ほとんど知らないと思います。しかし、ラクに健康的に身体を動かすためには、自分の体についてもっと知って意識しておく必要があリます。
それにはストレッチが重要なカギとなります。
筋肉はそれ自体では縮むことしかできませんが、強制的に伸ばされることによって、柔軟になる性質を持っています。ずっと同じ姿勢で寝ていると、伸びをしたくなりますよね。それは、人間の身体が健康を維持するためには筋肉の柔軟性を保たなければならないことを知っていて、「伸びをしたい」という欲求を無意識のうちに起こさせるのです。
ストレッチは、その無意識の行動を意識的に行うものだと言えます。また、ストレッチには身体をリセットする効果もあります。
いつも同じ側の肩にバッグをかけているせいで肩のラインが水平でなくなってきた、左右で靴底の減り方が大きく違っていてバランスが悪い歩き方をしている気がする、そのような不具合の多くは、生活習慣や運動不足が原因で筋肉や関節が硬くなり、正しい位置に戻らないことによって起こっていると考えられています。
つまり、ストレッチに取り組んで筋肉がほぐれ関節が動く範囲が広がれば、身体は本来あるべき姿に戻る可能性が高いんです。
汗を買うぐらいに身体を動かすのは、普通の人なら週に2~3日くらいが適当ですが、ストレッチに関してはできれば毎日でも行うのがオススメです!時間、場所、場面に合わせてほどよく行うのがGOODでしょう。
ただし、伸ばしたいところはたくさんあると思いますから、特にその日よく使って疲れた部位や、逆に動かさずに凝り固まってしまった部位を中心に、バランスよく全身をストレッチすのが理想です。お風呂上がりの身体が温まっている時に取り組んだり、朝身体を目覚めさせるために行ったり、毎日の習慣にストレッチを加えれば気分良く続けられるのではないでしょうか。
股関節も意識しましょう!
股関節は上半身と下半身をつなぐ重要な部分です。股関節は多少硬くても日常生活には問題ありませんが、大きな関節(股関節)の不具合から、他の小さな関節、「膝、ひじ、足首」などへの不具合に影響する場合も、その逆も多いんです。
股関節は、わたしたちの関節の中でも可動域が大きい部位です。そして、股関節には使いやすい姿勢があり、その姿勢こそ体の関節や周りの筋肉への負担を最小限にすることができます。
つまり、股関節を上手に使えばラクに動けて姿勢もよくなる。
ほかの関節への負担も軽くなる、ということですね♪
[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]
「東京23区内(渋谷,新宿,目黒,品川,港区を中心に)で選ばれている出張マッサージ-MIRAKU(ミラク)-(http://miraku.tokyo/pc/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。