2020年5月24日
ココカラネクスト
動物である私たちヒトには、しっかり休息することも必要とされています。
例えば、お仕事の合間にティータイムや他愛ない雑談などでも、もちろん気持ちを切り替えたりできますが、一日の疲れをリセットするには やはり睡眠をとることが大切ですね。
では、眠っている時には・・・
身体の中でどのようなことがおこなわれているのでしょうか?
まず、目覚めている時よりも呼吸が落ち着いているので、気持ちも穏やかになり余計な緊張が解けてリラックスしていきます。
そうすると、内臓の…特に消化器系の働きが活発になるので、しっかりと栄養を吸収し、不必要な老廃物を排出する作業がおこなわれます。
栄養素や酸素・老廃物は血液やリンパ液などによって全身へ運ばれたり体外へ排出されたりするので、体液の循環がスムーズになるようにリラックスする必要があるんですね。
また、フル稼働の脳には神経細胞があり、日々の生活の中で得た刺激や情報を整理していかなければなりません。胎児の時に作られる脳細胞の数は、大脳だけで約140億~160億個とも言われています。それらが刺激を受けることでシナプスが繋がり、情報の伝達や記憶など様々な機能を高めていくのです。そのファイル整理は睡眠時におこなわれるので、特に乳幼児期にとって睡眠は大切なことがわかりますね?
他にも、睡眠は私たちに様々な効果をもたらします。
寝る子は育つ
昔から言われてきた言葉です。
睡眠時やリラックス時に特に分泌量を増すと言われる成長ホルモン。その影響とともに筋肉が弛むことで栄養が届けられ、骨の成長を助けること、さらには知能の発達にも繋がります。
アンチエイジング効果
この言葉もよく耳にしますね。
これは先ほども書いたように、体液循環が整い、私たちの身体をつくりあげている約60兆個の細胞へ新鮮な栄養や酸素が行き渡ることで活性化をはかれるのです。
他にも、疲労回復や免疫力up、内部環境を整える恒常性(ホメオスタシス)など、身体にも心にも良い影響をもたらす睡眠。大人になると、眠る時間が短くなりますが、その質を上げることで同様の効果に繋がると言われています。
「日の出とともに目を覚まし、日暮れとともに身体を休める」
このリズムが本来、私たちの身体に備わっている機能。
しかし、現代では昼夜が逆転した職業も少なくありませんね。
明るい時間に睡眠をとる場合のポイントとしては、
●部屋など環境を暗くすること。
●アイピローなどで光を遮る。
●目元を温め、頭部もリラックスさせる。
●眠る間際までスマホやテレビ・本などで目を疲れさせない。
など、参考にしてみてくださいね。
最後に。
起きている時には お仕事や勉強・食事に運動などしっかり活動をすること♪
大人と子ども・乳幼児などそれぞれの生活リズムを刻めることを意識してみてくださいね。
[記事提供:http://natural-city.com]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。