2020年5月18日
ココカラネクスト
「寝る前に食べると太る」ことはわかっているけれど、お腹がすいて眠れない・・・。
そんな時はありませんか?小腹を満たせるカラダに優しい食べ物をご紹介します。
なぜ寝る前に食べると太るの?
ではなぜ就寝前に食べてはいけないのか、改めておさらいしてみましょう。
食べ物は体に入ってすぐに栄養素やエネルギーに変わるわけではありません。胃や腸で消化吸収され、肝臓では代謝が行われます。
食後に血糖値が上がりはじめると、インスリンが分泌され糖をエネルギーに変えることで血糖値を一定に保ちます。
食後にすぐに寝てしまうと、エネルギーの消費が抑えられ、糖が使われなくなります。この使われない糖や脂肪を体に蓄えてしまうのです。
寝る前にNGな食べ物は?
以上のメカニズムから、寝る前に食べない方がよいものは、脂肪に変わりやすいご飯などの主食、揚げ物などの脂質ということになります。
寝る前もOKな食べ物は?
夜寝る前に食べるおすすめの食べ物は、「低カロリー」「低糖質」「タンパク質」「消化がよいもの」になります。
また眠りにつきやすくするため体を温めるもの、お腹が膨れる水分が多いものもよいでしょう。
●インスタントスープ
インスタントスープは味のバリエーションも豊富で比較的低カロリーです。和風味やコンソメ味を選ぶとよいでしょう。春雨入りのものだと小腹を十分満たせます。
●味噌汁
手作りの味噌汁は具沢山にすれば、満腹感が得られます。作り置きがなければインスタント味噌汁でもよいですね。乾燥ワカメや乾燥野菜を加えるといっそう美味しくいただけます。
●湯豆腐・温奴(おんやっこ)
豆腐は低カロリーで高タンパク質の食べ物です。湯豆腐にするか、レンジでチンして温奴にすれば体が温まります。
●おかゆ
寝る前の炭水化物はNGとされていますが、「どうしてもごはんが食べたい!」という人はおかゆにしましょう。ごはんよりもカロリーが低く、消化もよいです。
胃がからっぽの状態で寝ると、逆に寝つきが悪くなると言われています。お腹がすいて眠れないつらい状態を我慢してもダイエットは長続きしません。あまりストイックになりすぎないようにしてくださいね。
【参考文献】
「寝る前の夜食は人体に危険!脳梗塞や糖尿病等の恐れも・・・炭水化物やお酒はさらにリスク増」. Business Journal(参照 2019-02-05)
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