2020年5月17日
iza(イザ!)
新型コロナウイルスによる“巣ごもり需要”の高まりを受け、ニンテンドースイッチ向けゲーム「あつまれ どうぶつの森(あつ森)」(任天堂)が大ヒットしている。同社が7日に発表した3月期決算説明資料によると、同ソフトは3月20日に発売され、販売本数は1177万本にのぼるという。だが、ある調査によると、小学生らの関心は欧米メーカーの“洋ゲー”にも向いているようだ。
同ソフトは2001年にスタートした「どうぶつの森」シリーズの最新作で、無人島でスローライフを楽しむゲーム。服などを自由にデザインできたり、オンラインで他のプレーヤーと交流できたりするのが特徴だ。
ゲームのオンライン家庭教師サービスを手掛けるゲムトレは今月、375人の小学生(※)を対象にしたアンケート調査を実施した。「一番遊んでいるゲームタイトル」を聞くと、1位はアクションシューティングゲームの「フォートナイト」(米エピックゲームズ、22.1%)、2位はブロックでものづくりを楽しむ「マインクラフト」(米マイクロソフト・モヤン、17.0%)、3位が「あつ森」(14.1%)だった。
フォートナイトはスマートフォンなどでも遊べる基本無料のゲームで、マイクラは小学生から支持されるタイトル。どちらも動画サイト・ユーチューブでの人気が高く、ランキングに影響したようだ。「フォートナイトとマイクラとあつ森で半分以上なのか」などと、一部のソフトに人気が集中していることに驚くネットユーザーもいた。
ゲーム企業別に見ると、3~7位を任天堂が独占。「ポケットモンスター」「スーパーマリオ」「大乱闘スマッシュブラザーズ」「スプラトゥーン」といった定番ゲームがランクインし、任天堂だけで全体の37.3%を占める結果になっている。
※1年生64人、2年生60人、3年生59人、4年生59人、5年生68人、6年生65人