「mixiページ」終了 mixi本体がなくなるわけではないので注意

2020年5月18日

KAI-YOU.net

ソーシャルネットワーキングサービス「mixi」が展開するサービス内の機能「mixiページ」が8月31日(月)に終了することが発表された。

あくまで終了するのは「mixiページ」のみだが、mixi本体がサービス終了するとの勘違いが多く発生しており、注意が必要だ。

なお、「mixiページ」にアップされている写真やテキストなどのデータは、サービス終了前にダウンロードすることができる。

「mixi」ページとは何か?

KAI-YOU社員が一人も存在を認識していなかったKAI-YOUのmixiページ。歴史を感じる。

「mixiページ」は、店舗やコミュニティが自らmixi内に簡易的なサイトを立ち上げ、情報発信することができるサービス・機能。

類似するサービスに多くの企業が広報などで取り入れている「Facebookページ」があり、「mixiページ」はその後発となる。

グローズドな側面の強かったmixiにおいて、Google検索などでもヒットし得る公開ページということもあり、その幅広い利用が期待されていた。

2000年代を代表するWebサービス「mixi」

mixiは2004年にスタートしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)。

本格的な国産SNSとして、大きな成功を収めるものの、2010年ごろにはTwitterやFacebookといった海外発のSNSが国内でも人気を席巻し、次第にユーザー数の減少が囁かれた。

「完全招待制(現在は廃止)」「足あと機能」「日記」「コミュニティ」など、独自性の高い機能は今なお高く評価されており、2000年代を代表するWebサービスの1つだ。

あくまで終了するのはサービス全体の中の一機能である「mixiページ」ではあるが、かつて利用者だった人々の間では「いつなくなってもおかしくない」という認識が働いているのか、サービス本体がクローズするのではないかという心配が相次いでいる。

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