2020年5月5日
西日本新聞
鹿児島市の着ぐるみ制作会社アドベンチャーが疫病をはらう妖怪「アマビエ」の絵描き歌を制作し5日、同市の中郡小学校の校庭で歌に乗せて絵を描き上げた。
アマビエは「もし疫病が流行したら、私の絵を描いて皆に見せよ」と言い残したと伝わる。同社が子どもたちを勇気づけようと、伝承実現を企画。同小のおやじの会が協力した。
この日はアマビエの着ぐるみが歌詞通りに白線を引き、縦35メートル横25メートルの絵を完成させた。児童が歌う映像とつなぎ合わせ、動画サイトにアップする。児童には絵のお守りが贈られ、学校生活の平穏無事を祈る。