2020年3月24日
ココカラネクスト
コーヒーは、わたしたち日本人にとっても身近な存在です。モーニングコーヒーやコーヒーブレイクなど、毎日の習慣としてとり入れている人も多いのではないでしょうか。
コーヒーに含まれる成分には、さまざまな作用があることが知られています。コーヒー摂取のメリットとデメリットを知って、コーヒータイムをもっと豊かなものにしてみませんか?
コーヒーを飲む3つのメリット
1. 気分をスッキリさせる
コーヒーに含まれるカフェインが、眠気を覚ましたり、脳を活性化したりすることが国内外の研究で示されています。
カフェインが効きだすのは飲んでから約1時間後なので、会議前や勉強前にタイミングよく飲むようにすると効果的です。
2. 運動のダイエット効果を高める
運動前のコーヒーは、交感神経を刺激し、内臓脂肪を分解して血液中に出す効果があります。
コーヒーと運動を組み合わせることで効率良く内臓脂肪が燃焼し、ダイエット効果が期待できます。脂肪燃焼効果を重視するのであれば、砂糖なしのブラックがおすすめです。
3. 体脂肪を減らす作用がある
コーヒーに含まれるクロロゲン酸という成分には、脂質の消費を促進して体脂肪を低減させる作用が確認されています。
特定保健用食品として「脂肪を消費しやすくする」という表示が許されたコーヒー飲料もあるので、気になる人はチェックしてみては?
コーヒーを飲む3つのデメリット
1. 不眠に陥る可能性がある
就寝時間の4時間前からは、コーヒーを飲まないようにするのがベスト。眠る前にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなったり、睡眠を浅くしたりしてしまいます。また、カフェインの利尿作用でトイレ覚醒をしやすくなり、熟睡の妨げになる可能性があります。
2. カルシウムの吸収を妨げる
コーヒーは、カラダからのカルシウム排泄量を増加させてしまいます。カルシウムをあまりとっていない人の場合、骨粗しょう症の原因となる可能性があるので、普段からしっかりとカルシウムをとるように心がけましょう。
カフェインはコーヒーのみならず、エナジードリンクやコーラ、緑茶などにも含まれています。カフェインのとり過ぎに注意し、適量を楽しむようにしましょう。
3.鉄の吸収を妨げる
カルシウムと同様、コーヒーのポリフェノールの一種「タンニン」は鉄の吸収を阻害してしまいます。鉄分が豊富な食事とコーヒーを一緒に摂るのではなく、食事中はお水や麦茶、休憩中はコーヒーというように飲むようにすると良いでしょう。
コーヒーのメリットデメリットを知り、リラックスタイムを満喫してくださいね。
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[監修:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。