2020年3月12日
NEWSポストセブン
都心にある5つ星ホテルXには、国内外から多くの人が集まる。特に年末年始は華やかになり、昨年の12月31日はドレスアップした男女がカウントダウンパーティーを楽しんだ。
翌日、Xには新年の清々しい空気が流れる。宴会場でおせち料理を楽しむ人や生バンドに聴き入る人など、新たな年を家族やカップルで祝っていた。
Xの一角にあるチャペルも、幸せそうなカップルであふれた。人生の新たな門出を、新年の幕開けとともに迎えようとするカップルは少なくないという。Xの関係者が明かす。
「元日は新年のパーティーが多く行われるため、大きな宴会場は使えません。なので、親族だけの小規模な挙式が多いんです。それでも、今年も数組のかたがたが結婚式を挙げてくださいました。ですが、ある夫婦から前日になってキャンセルの連絡があったんです。何があったのかと心配になりました…」
Xでは、国賓などVIPも極秘裏に結婚式を挙げている。費用は相当なものになる。
「招待客が10人でも、料金は最低200万円はかかります。もちろん、前日のキャンセル代は全額負担していただきます」(前出・Xの関係者)
待ち望んだはずの挙式をキャンセルした夫婦とはいったい――。それは、昨年11月に結婚した二宮和也(36才)と元フリーアナウンサーのA子さんだったという。新婚夫婦に何があったのか。
嵐の活動期間は、残り約9か月となった。秋以降には5大ドームツアーが予定されているというが、残された時間は刻一刻と迫ってきている。
そうした中で二宮は、4月からレギュラー番組『ニノさん』(日本テレビ系)が60分番組に拡大するなど、順調な仕事ぶりを見せる。私生活でも、昨年3月に購入した都内の高級住宅地にある瀟洒なマンションで新婚生活を送っている。
「近所には映画での共演をきっかけに親友になった西島秀俊さん(48才)一家が住んでいて、一緒に食事をするなど、家族ぐるみのつきあいをしています」(芸能関係者)
特にA子さんと西島夫人は一緒に食事にも行く仲になった。
「A子さんは二宮さんとの交際で、いままでの交友関係が変わりました。二宮さんとの話を友人にしたことによって、話が漏れてしまう可能性があったからです。そのため、二宮さんはA子さんの相談相手が必要と考え、西島さんの家の近所に住み始めたようです。いまでは、夫同士よりも妻同士の方が仲がいいですよ」(前出・芸能関係者)
仕事も、私生活も順風満帆。そう見えるふたりだが、重要なイベントをまだ残している。それが結婚式だ。
「もともと、親族だけでの挙式を考えていたそうですが、実現したとは聞いていません。計画を立てていたそうですが、白紙になったという話が出ているようです」(テレビ局関係者)
それが冒頭の「ドタキャン」だったのだろう。理由の1つがA子さんと二宮家の“問題”とされる。
◆ジャニーズ事務所の先輩たちは…
「かねてから二宮さんの家族とA子さんの関係が、ギクシャクしているとささやかれていて、実際に報じるメディアもありました。結婚後はそれが顕著になって『週刊文春』(2020年1月9日号)では、二宮さんがA子さんを優先するあまり嵐のメンバーに迷惑をかけていること、それを二宮さんに代わって彼の家族が申し訳なく思っている、とも報じていました。二宮さんの家族としては、メンバーやファンの思いを“無視”して、結婚を押し切ったふたりに複雑な感情を抱いているそうです」(前出・テレビ局関係者)
確かに、二宮の結婚を歓迎していないファンもいるのかもしれない。その思いをくむ家族とA子さんの間には、“亀裂”に近いものができたという声もある。
そうした考えの違いが、前日になっての挙式キャンセルにつながったのだろうか。
「二宮さんの家族からの助言があったのでしょう。今年は嵐のラストイヤー。その初日に挙式というのは違うという結論になったようです。キャンセルを決めた二宮さんは今年に入ってから実家に帰り、あらためて理解してもらおうと家族と話し合いを試みたそうです。今はA子さんと二宮さんの家族は密に連絡を取り合っていて、一時ささやかれたギクシャクした関係ではないようですよ」(前出・芸能関係者)
挙式を急いだ理由。それは、妻を思う二宮の心の表れだ。
「A子さんは二宮さんと結婚するために仕事を辞め、生活も窮屈になりました。二宮さんはそのことに胸を痛めています。A子さんはかねてから結婚式願望が強く、交際中も知人に結婚式の司会をお願いしたり、ウエディングドレス姿の写真を撮り、画像をスマホに保存していました。そうした思いを知っている二宮さんは、早く愛妻の夢をかなえてあげたいと思ったのでしょう」(前出・芸能関係者)
ただ、そのハードルは高い。ジャニーズ事務所に所属する先輩タレントは、結婚はしても大々的な挙式はしていない。
「そのため、結婚式は活動休止した来年以降と考え始め、場所は人目が少ない海外を考えているそうです。ごくごく一部の親族を呼んで式を挙げることを考えていて、アメリカかヨーロッパで検討中だと聞きます。二宮さんとしてはA子さんの両親にも、A子さんの晴れ姿を見せたいという思いが強いようです」(前出・テレビ局関係者)
二宮とA子さんがバージンロードを歩くのは、もうしばらく先になりそうだ。
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号