Sexy Zone・松島聡、復帰後初ドラマ&連ドラ初出演!「横山(裕)くんのおかげで伸び伸びと…」

2021年5月29日

テレ朝POST

累計部数120万部を突破した津村マミ氏の人気コミックを初の映像化、売れない漫画家・狩野進(横山裕)と1人暮らしの訳アリ5歳児・さとうコタロー(川原瑛都)、そして2人を見守る人々の優しい交流を描くハートフル・コメディー『コタローは1人暮らし』。

いよいよ後半戦に突入する6月12日(土)放送の第8話から、歌やダンス、バラエティ番組などで幅広く活躍中の人気アイドルグループ・Sexy Zoneの松島聡がゲスト出演することが決定。復帰後初ドラマ&連続ドラマ初出演と、はじめて尽くしの松島が物語をかき回す。

松島が演じるのは、コタローの元児童養護施設仲間でホストの岩永佑(いわなが・たすく)。金髪で軽いノリの佑がなぜ突然コタローの前に現れたのか狩野は心配になるのだが、コタローはまったく意に介さず佑に全幅の信頼を置いているようだ。

一方、佑はコタローに狩野らほかの人には気を許さないほうがいいと告げる。そしてコタローにある提案をするのだが、実はそれにはとんでもない裏があり…。

確実に佑という人物を自分のものにした様子の松島。佑を演じるにあたり「辛い経験をしてきた佑は、本来の自分を隠すために明るく振る舞っています。そういう佑が本当はどんな人なんだろうということを自分なりにすごく考えて演じました」とコメントする。

また、「お芝居の経験があまりないので、緊張して現場に行きました」と言う松島だが、これまでほとんど接点がなかったという横山とは今回がドラマ初共演。先輩の胸を借りたドキドキの撮影を終え、「僕が負担を感じないように、楽しく演じられる環境を作ってくださって感謝しています」と大感激した。

佑の登場によって、ひと波乱ありそうな予感がヒシヒシとする本作。松島が「2人にしかわからない、コタローと佑の関係性に注目してください」と語ったコタローの佑を「信じる」気持ち、そしてそれを知った佑の思いとは?

◆第6話ではコタローがキャバクラデビュー!

本日5月29日(土)放送の第6話では、なんとコタローが5歳にしてキャバクラデビュー!

いつもお弁当やお菓子を作ってくれる優しい秋友美月(山本舞香)がアパートの契約更新をせずに引っ越してしまうかもと焦ったコタローが、“美月どのとずっと一緒にいられる方法”として選択したのが、キャバクラに通って美月を指名することだったのだ。

「美月どのを指名しに来たぞよ」と言いながら、さっそうと店に現れたコタローに美月はビックリ。慌てて狩野に連絡するのだが…。

◆松島聡(岩永佑・役)コメント(全文)

――『コタローは1人暮らし』に出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。また、本作が連続ドラマ初出演ですが、どんな気持ちで撮影に臨みましたか?

はじめてお芝居をやらせていただいたときに、自分ではない人を演じる楽しさを感じたんです。それを復帰後に、またやらせていただけるという喜びが押し寄せてきました。事務所のスタッフさんがあらたまった感じで、「うれしい報告があるよ!」と、出演が決まったことを報告してくれた瞬間も忘れられません。

連続ドラマに出演するのがはじめてなので、めちゃくちゃ緊張して現場に行きました。たくさんの方に見てもらえる作品ですし、僕がどんな演技をするかなんて、ファンの皆さんも含めて未知数だと思うんですが、“松島聡が演じる佑ってどんな人だろう”ということを、僕自身もじっくり考えて撮影に臨みました。

――Sexy Zoneの皆さんの反応はいかがでしたか?

お芝居の経験が豊富なケンティー(中島健人)をはじめ、メンバー全員から「考えすぎちゃうとうまくいかなくなるときがあるから、自分が思う佑を思いきり演じてみたらいいんじゃない?」と言われました。

「そこから引き算をしていって、役にハマッていけばいいから、監督さんと相談して、キャストの方と信頼関係を築いてやっていけば松島のよさが出るんじゃないかな」とアドバイスしてくれたんです。そんなふうに言ってくれるメンバーがいてくれて、本当に心強かったです。

――松島さんが演じる岩永佑はどういう人物だと思いますか? また、事前に準備したことや演じるうえで大事にしていた部分をお聞かせください。

最初に原作を読ませていただいたときに、佑には自分と重なる部分があるなと感じました。

たぶん僕はSexy Zoneの中でもジャニーズの中でも、“笑顔・明るい・元気なキャラ”というイメージが強いと思うんです。アイドルとしては絶対に必要なことなんですが、笑顔でいることで、本来の自分をカバーしているところが少なからずあるんです。

僕、基本的に家だとすごく静かなんですよ(笑)。オン・オフのスイッチが激しいのかもしれないんですけど。佑も本来の自分を隠すために、明るく振る舞ったり、おちゃらけたりするんですが、そういうところが少し自分と重なる気がしました。

佑はまだ10代で、すごく辛い経験をしているんですが、出会った人たちの前では明るく振る舞う努力をしている…考えれば考えるほど切ない子なんだなと思う反面、そうやって生きている方ってたくさんいると思うし、自分にもそういうところがあるので、何かをカバーして生きていくというのは、みんなに共通している部分なんじゃないかなと思いました。

見えているところだけが本質じゃないと思うので、佑って本当はどういう人なんだろう…ということを自分なりにすごく考えました。

――視聴者の皆さんに注目してほしいポイントはどこになりますか?

佑とコタローの関係性を見てほしいですね。佑を唯一信頼してくれる相手がコタローなんですが、そのコタローに対して佑はある行為をしてしまう…。でもそんな佑にコタローは温かい言葉をかけてくれるんです。コタローと佑にしかわからない関係性があるんですよね。児童養護施設で一緒に育った2人にしかわからない生き方を感じていただけたらいいなと思います。

――初共演となった主演・横山裕さんの印象や、今回の共演で感じたことを教えてください。

横山くんとは、歌番組で一緒になったときにご挨拶させていただくくらいで、ここまで濃い時間を過ごさせていただいたことがなかったんです。だから最初は勝手な印象で、怖い人というか、厳しい人なのかと思っていました(笑)。

でも実際にお会いしたらめちゃくちゃ優しくて、僕がテイクを重ねてしまったときにも「全然気にしなくていいよ!」と言ってくださったり…僕が負担を感じないようにしてくださったんです。だからプレッシャーを感じず、伸び伸びとやらせていただくことができました。

楽しく演じられる環境を作ってくださった横山くんやキャストの皆さん、監督をはじめスタッフの皆さんに感謝しています。

――最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

コロナ禍で人に会う時間が減った反面、人との関わりについて考えさせられる時間が多くなったと思います。『コタローは1人暮らし』は、人との関わりをすごく深く描いている作品なので、この機会に家族や周りにいる人たちとの関わりなどを振り返りながら見てほしいなと思いました。

年齢に関係なく、人と関わることがどれほど大切なのか、“生きる”って大変なことも多いけど楽しい、という深いところまで感じていただけたらうれしいです。このご時世にこそ見ていただきたい作品だと思います。

◆横山裕(狩野進・役)コメント

松島くん本人は「お芝居の経験が浅い」と言っていたんですけど、そんなことを感じさせず、楽しそうにやっていました。誰だって“はじめて”を通るわけですから、楽しむことが何よりやと思うんですよ。でも、そんなこと微塵も感じさせず、いきいきと佑を演じていたと思います。

これまでそんなに関わることがなかったんですが、誕生日プレゼントをもらいました(笑)。グループのお話もできましたし、これからも頑張ってほしいですね!

ちなみに(川原)瑛都が、松島くんから教わったというじゃんけん必勝法を僕にやってきたんですけど、ことごとく打ち破ってやりました(笑)。

◆川原瑛都(さとうコタロー・役)コメント

コタローが佑に会うシーンでは、一緒にポーズをしたんです。撮影前にポーズを考えたり、一緒に練習してすごく楽しかったです。「スリー! ツー! ワン!」というカウントからはじまって、松島さん演じる佑が「バイブスー!」って言って最後に一緒にポーズを決めるんですけど、2人で大爆笑しちゃいました!

合間には、じゃんけんするときには“最初に相手が出したものを、次に自分が出すと勝ちやすい”という必勝法を教えてもらいました。実際にいろんな人とやってみたら、すごくたくさん勝てました! その方法を使って、松島さんと「あっち向いてホイ!」をしたりもしました。松島さんはとても優しかったです。