2020年1月2日
日刊スポーツ
今年末をもって活動休止する嵐が、大みそかから元日にかけて東京ドームで行われたジャニーズタレント総出演のカウントダウンコンサートに出演した。
最後の1年のスタート初日。メンバーは「5人」にこだわった。大トリ(最終歌唱者)を務めたNHK紅白歌合戦でフィナーレまで東京・渋谷のNHKホールにおり、午後11時の開演には間に合わないが、紅白終了から約40分後の新年を迎えた午前0時25分、メンバー5人は東京ドームのステージに立った。白組司会の櫻井翔(37)は紅白終了後もNHKホールにしばらくとどまり、大野智(39)松本潤(36)相葉雅紀(37)二宮和也(36)が先行して東京ドームに移動した。16年、17年はそれぞれ白組司会だった相葉、二宮が同公演に参加せず、4人で出演した。今回も4人が登場後、後から櫻井が加わる可能性もあったが、櫻井は恒例の司会者会見に出席せず、4人を追いかけて東京ドームで合流。5人そろってファンの前に登場した。相葉は満面の笑みで観客に向かって何度も手を振った。
ヒット曲「Troublemaker」「Believe」のスペシャルメドレーを披露した。紅白の白組勝利の話題になると、櫻井が何度も自分を指さす誇らしげなしぐさを見せると、二宮が「皆さんのおかげです」とフォローに回って会場を和ませる場面もあった。ジャニーズJr.含めて計144人が出演。ラストはV6のヒット曲「WAになっておどろう」を嵐を含む全員で歌った。
春に中国・北京公演、5月に東京・国立競技場で2日間公演、夏はNHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務める。コンサート司会のV6井ノ原快彦(43)に「どんな1年にしたいですか」と聞かれると、松本は「366日、1日も悔いがないように、楽しんでやっていきたいと思っています。よろしくお願いいたします」、大野は「よろしくだぜ! イェイ!」と応じるなど、観客5万5000人にラストイヤーの幕開けを明るく告げた。