2021年3月13日
デイリースポーツ
人気グループ・V6が、今年11月1日をもって解散することが12日、分かった。ジャニーズ事務所が公式サイトなどで発表した。V6は1995年11月1日にCDデビュー。昨年25周年を迎えたが、前年の2019年春頃からメンバーが今後の個々の人生について考える機会が増え、話し合いを重ね解散という決断を下した。森田剛(42)はジャニーズ事務所を退所し、その他の5人は引き続き同事務所に所属しソロ活動する。
V6の解散で、ジャニーズ事務所の世代交代の波も、さらに加速していくことになる。 昨年2月に元SMAPの中居正広(48)が退所。少年隊からは錦織一清(55)、植草克秀(54)が昨年いっぱいで事務所を去った。TOKIOは長瀬智也(42)が3月末日で退所し、グループは4月から株式会社「TOKIO」として社内独立する。ベテラン勢が相次いで新たな道を選択し、ジャニーズ事務所は大きな転換期の中にいる。
故ジャニー喜多川前社長、名誉会長に退いた藤島メリー泰子氏(94)に代わって藤島ジュリー景子社長(54)、滝沢秀明副社長(38)の両輪となり、タレントの“若返り”が推し進められているが、必然の流れだろう。嵐も現在活動を休止中で、V6の解散後は、デュオのKinKi Kidsを除けば最古参グループは03年デビューのNEWSとなり、一気に世代交代が進む。
昨今はKing&PrinceやSnow Man、SixTONESといった若手グループが勢いを付けているが、息の長い屋台骨を支える存在になれるか。事務所は、そのテーマに全力を注ぐことになる。