2021年3月8日
クランクイン!
女優の浜辺美波が主演を務める人気漫画の実写化『賭ケグルイ』の劇場版第2弾のタイトルが『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』に決定し、4月29日より公開されることが発表された。併せて、生死を賭けた“絶体絶命”のバトルを収めた衝撃の予告映像と、レギュラーキャストの面々が顔をそろえるビジュアルが解禁された。
河本ほむら原作、尚村透作画で月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)連載中の漫画『賭ケグルイ』は、2018年1月に実写ドラマ化され、手に汗握るゲーム展開、個性的なキャラクターと若手俳優たちの振り切った演技が大きな話題に。そして2019年春にはシーズン2を放送、続く2019年5月には完全オリジナルストーリーによる『映画 賭ケグルイ』が公開された。
本作は、そんな人気シリーズの劇場版第2弾。前作で描かれたギャンブルバトル“生徒代表指名選挙”が幕を閉じた直後の物語が、原作者の河本監修の完全オリジナルストーリーで描かれる。浜辺らレギュラーキャスト陣が続投するほか、シリーズ最凶最悪の刺客・視鬼神真玄役をジャニーズWESTの藤井流星が務める。監督は英勉。
予告映像は、視鬼神真玄(藤井)の「百花王学園、この学園ではあることが行われている。ギャンブルだ」というせりふと共に不穏な空気で幕を開ける。続いて、学園内で圧倒的な権力を持っていたはずの生徒会が、蛇喰夢子(浜辺美波)の脅威に危機感を募らせる中、かつて学園を滅ぼした男・視鬼神真玄が舞い戻ってくる様子が映し出される。跪(ひざまず)く生徒会長・桃喰綺羅莉(池田エライザ)の前で高笑いを上げる視鬼神。最凶の侵略者の前に為すすべもなく「負けました」と力ない声を発する早乙女芽亜里(森川葵)や皇伊月(松田るか)。この男の登場で、私立百花王学園は一変してしまった。
そして視鬼神の「お前から、ギャンブルを奪う」というせりふと共に、視鬼神真玄、蛇喰夢子、桃喰綺羅莉による、カードによって誰が誰に銃を撃つか決める危険なギャンブル〈指名ロシアンルーレット〉の火蓋が切られる。「賭け狂おうぜ!」「賭け狂いましょう」と、シリーズでも定番のキメ台詞を放つ視鬼神と夢子。芽亜里や伊月、夢見弖ユメミ(松村沙友理)、西洞院百合子(岡本夏美)、新渡戸九(小野寺晃良)、五十嵐清華(中村ゆりか)、黄泉月るな(三戸なつめ)、生志摩妄(柳美稀)、木渡潤(矢本悠馬)、鈴井涼太(高杉真宙)らが驚がくの表情を浮かべる中、夢子はひとり「滾(たぎ)ってしまいます」と恍惚の表情を浮かべる。
終盤では、視鬼神が銃を夢子に突きつけ「死ね!」と叫ぶとともに銃声が鳴り響き、鈴井の「夢子!」という悲痛な叫びがこだまする。これまでのシリーズとは一線を画す、より過激で衝撃的な内容になっていることが伺える予告映像。最後は、夢子が「体育祭がなくならないんでちゅ」と、最強ギャンブラーらしからぬかわいいセリフを放つコミカルな場面で幕を閉じる。
本作の主題歌は、miletが歌う「checkmate」。予告映像では、重厚感と疾走感が交わる同曲がスリリングに響き、劇中の鬼気迫るシーンの数々を一層盛り上げている。
ポスタービジュアルは、銃を持つ夢子を中心に、登場人物が集結したもの。夢子の周囲には、不敵な笑みを浮かべる視鬼神真玄や、本作で重要なアイテムとなる“BANG”のカードを持つ桃喰綺羅莉が配置されているほか、祈るような姿の鈴井涼太や早乙女芽亜里らレギュラーキャストの面々が顔をそろえている。さらに「生死を賭けた禁断のバトル、開幕。」というコピーや銃弾も描かれ、劇中で巻き起こる恐ろしいバトルを予感させるビジュアルとなっている。 『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』は4月29日より全国公開。