2020年10月23日
デイリースポーツ
人気グループ・Ｓｎｏｗ Ｍａｎが２２日、無観客ライブ「Ｓｎｏｗ Ｍａｎ ＡＳＩＡ ＴＯＵＲ ２Ｄ．２Ｄ．」を生配信した。今年１月２２日にシングル「Ｄ．Ｄ．」でＣＤデビュー後、初の単独コンサート開催となり、４日間で全９公演を行う。また、この日の映像を２５日に中国で現地時間午後７時から配信することが決定。中国でのライブ配信はジャニーズ事務所では初となる。
「一生に一度のパフォーマンス、見逃すんじゃねーぞ！」
ラウール（１７）は画面の向こうのファンに呼びかけた。
デビューシングル「Ｄ．Ｄ．」はミリオンを突破し、華々しくスタートを切ったが、今春に予定されていたタイ・バンコク、シンガポールなどを巡るアジアツアーがコロナ禍で中止を余儀なくされた。無観客配信という形にこそなったが、今公演がデビューコンサート。リーダーの岩本照（２７）は「配信だからといって、画面から伝えられる熱量には自信しかない」と、思いをステージで体現した。
現在９６・３万枚を売り上げている２ｎｄシングル「ＫＩＳＳＩＮ’ＭＹ ＬＩＰＳ」や、舞台「滝沢歌舞伎」でおなじみの「ひらりと桜」など全２３曲をＳｎｏｗ Ｍａｎのオリジナル楽曲で編成。９曲の振り付けを岩本が担当するなど、ダンスが武器の９人らしいハイレベルなパフォーマンスで躍動した。
初日を終え、それぞれが感慨を口にした。阿部亮平（２６）は「いつか『Ｓｎｏｗ Ｍａｎのデビューコンサート見たよ』と誇れるような伝説のグループに成長します」、岩本は「人生初、最初で最後のデビューコンサートに立ててうれしく思う。これからもたくさんの『初』を届けていきたい」と、涙をこらえながら話した。
この日の映像は、中国の媒体「綱易雲音楽」での配信が決定。海外向けのライブ配信はジャニーズでは初めてだ。ステイホーム期間中には９人全員が中国語検定２級に合格したといい、向井康二（２６）は「もっとアジア圏で知名度を上げていきたい」と意気込んだ。