草なぎ剛「地道に」3年半の成果…2度目の下積み経て大河へ

2021年2月15日

女性自身

草なぎ剛(46)が2月15日に放送された大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)に登場した。

ドラマで徳川慶喜を演じる草なぎ。主人公の渋沢栄一を演じる吉沢亮(27)とのやり取りで威厳を見せるシーンもあり、ネットでは《草なぎくんの慶喜感がすごい》《将軍の気品と近寄りがたさが出ていて、短い場面なのに息を呑んだ》《草なぎ慶喜、迫力あったな。ドラマもすぐ引き込まれた》と讃える声が。3分ほどの出演だったが、すでに話題沸騰中だ。

稲垣吾郎(47)や香取慎吾(44)とともに「新しい地図」として活動を開始したのは、17年9月。以降の草なぎはテレビではなく、ネットを中心に活動してきた。

「『新しい地図』を始めてからすぐにYouTubeチャンネルを開設。TwitterやInstagram、アメーバブログといったSNSもスタートしました。草なぎさんは当初、戸惑いもあったそうです。しかし次第に、新たな活躍場所を楽しむようになったといいます。

役者業にも精を出していました。18年の『クソ野郎と美しき世界』や19年の『まく子』『台風家族』、20年の『ミッドナイトスワン』といった映画だけでなく舞台出演にも積極的。20年1月の『音楽劇 アルトゥロ・ウイの興隆』では、“役者・草なぎ剛”にうなる評論家も数多くいました」(テレビ局関係者)

■SMAP時代、そして「新しい地図」での“2度目の下積み”

草なぎ自身も、「新しい地図」での活動に手ごたえがあるようだ。20年1月、彼は本誌で「新しいことを毎年更新できてる」とコメント。さらにこう語っている。

「いろんな出会いがあって。そのひとつひとつがつながっての道のり。どこに向かっているかはわからないけど、行く先々に皆さんが待っていてくれて、そこに笑顔が絶えなくて。そういう楽しかったものが、この先またいい形で開花できたらなと思います」

「ネットの世界に新たに進出しているけど、テレビも好きだし、声をかけていただけるなら今年はお茶の間にもお邪魔できたらなと思います」

さらにその翌月にも本誌に登場した草なぎ。「新しい地図」としての活動について「地道にやってきた」と回想している。

「SMAPはジャニーズアイドルで初めて、『デビュー曲でオリコン1位』を達成することができませんでした。そうした苦い思いもあり、過去のアイドルとは違ってコントやスポーツにも挑戦するように。結果、国民的グループにまで成長することができたのです。

『新しい地図』を始めてからの3年半は草なぎさんにとって、いわば“2度目の下積み”。活動の幅を広げることに精進し、ついに大河に出演することになりました。本人も大喜びのようで、《大河ドラマ。なかなか大変だけどね。楽しくやってます!》と12月にツイートしていました」(前出・テレビ局関係者)

今回の大河出演に、ファンの喜びもひとしお。ネットでは《大好きな大河で大好きなつよぽんを見れるって本当に嬉しい》《大河につよぽん出てきた時、泣きそうになったよね》《つよぽんが完全に慶喜ですごい》との声が上がっている。

ファンの歓声を背に、草なぎの快進撃はまだまだ続きそうだ。