2020年2月11日
東スポWeb
昨年に結婚を発表し、ファンから猛批判を浴びている嵐の二宮和也(36)が、とうとう事務所の先輩の足も引っ張りだした!? 週刊文春デジタルのアンケート企画「第3回嫌いなジャニーズランキング」で、木村拓哉(47)が1位になったことが先日、発表されたのだ。その理由の一つに「二宮の結婚を後押しした悪人」という見方が浮上。そのうえ2位には、二宮本人がランクインしてしまった!
二宮といえば、嵐が2020年いっぱいで活動休止となる状況で、デビュー20周年ツアー真っただ中の昨年11月、交際していた元フリーアナウンサーのAさん(39)との結婚を発表した。
嵐の中では初の既婚者となったわけだが、Aさんは以前から自身のブログで二宮との交際をにおわせる写真などを投稿していたこともあり、二宮ファンだけでなく、嵐ファンからも猛烈に大バッシングされていた。
その二宮が結婚に関して相談していたのが、木村だという。木村は00年に歌手・工藤静香(49)と結婚。次女のKoki,(17)もモデルとして活動している。ジャニーズ事務所の先輩で既婚者といえば、確かに木村が代表的な存在ではあるが…。
芸能プロ関係者は「キムタクは元SMAPメンバーの中で、唯一の既婚者でもある。二宮がキムタクの自宅を訪れ、結婚発表の時期などについて相談をしていたのは有名。これが二宮ファンらの怒りを買い、キムタクが『嫌いなジャニーズランキング』1位になる結果を招いたのでは」と指摘する。
もっとも、木村は第1回(17年)、第2回(18年)とも「嫌いなジャニーズランキング」でワースト1位。今回で堂々の?“3連覇”となった格好だ。当時の原因は、16年に起きたSMAP解散騒動で、人気がガタ落ちしたからだ。
この騒動は、“SMAP育ての親”と言われた飯島三智氏(現CULEN社長)が、ジャニーズ事務所のメリー喜多川会長、藤島ジュリー景子社長母娘との対立により独立。他の4人のメンバーが飯島氏に追随しようとしたが、木村だけがいち早くジャニーズ残留を表明。最終的には中居正広も残留したが、木村だけが“裏切り者”というマイナスイメージがついてしまったのだ。
とはいえ、世間を大騒ぎさせたSMAP解散騒動も4年前のこと。最近はキムタク人気も回復しつつある。昨年10~12月に放送されたTBS系の主演ドラマ「グランメゾン東京」は、平均視聴率12・9%。12月29日放送の最終回は16・4%を記録した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
今年に入っても、1月8日に初のソロアルバム「Go with the Flow」をリリース。こちらも売り上げは好調だ。今月8日には都内でソロ初のライブツアーが幕開けし、観客1万2500人を集めた。さらに「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(3月6日公開)では声優を担当。子供向け映画の吹き替えを行うなど、一度は凋落したイメージが回復し始めていた矢先、またもワースト1位になってしまった。
「さすがに今回もワースト1位になるのは意外。やはり二宮の影響は大きいのでは。というのもこのランキングでは、二宮の不人気ぶりがあまりにも目立つから」(同)
実は二宮もワースト2位にランクイン。第2回では8位だったため、大幅に人気を下げた。
さらに同時に発表された「好きなジャニーズランキング」を見ると、結果は明白。1位は中居だったが、その後は2位が大野智、3位が櫻井翔、4位は相葉雅紀、5位が松本潤と嵐のメンバーがズラリと並ぶ。そうしたなか、二宮だけはトップ10にも入らず、14位に沈んでしまったのだ。
テレビ局関係者は「2~5位に嵐のメンバーがランクインしたのは、今年いっぱいで活動休止する影響があるのだろう。それだけに二宮の順位が余計に目立ちますね」と指摘する。
人気が凋落した二宮は、憧れの先輩でもある木村のイメージアップ戦略も邪魔してしまったのか?
【二宮バッシングの経緯】二宮がAさんとの入籍を発表したのは、昨年11月12日のことだった。2人の交際は、16年に女性誌に報じられて発覚。“結婚秒読み”と言われていた通りの入籍だったが、嵐は昨年1月、20年いっぱいで活動休止することを発表していただけに、「結婚は活動休止後でもいいのでは」と疑問の声が上がった。
中でも嵐ファンの怒りはすさまじいものがあるが、ファンだけではなく嵐のメンバーもブチギレている。本紙は1月7日発行の1面で、NHK紅白歌合戦における嵐の不穏な空気を報じた。
紅白のリハーサル後の囲み取材で、大トリを務めることについて聞かれた二宮が「今年を締めるわけですから、かみしめながらやれたらいい。ダンサーの人たちもずっと嵐についてくれて、チームでやっている感じ」と話しだすと、メンバーは途端に無表情に。さらに芸能プロ関係者の「舞台袖にいた櫻井と二宮は目を合わせなかった」との証言を報じた。
他のメンバーも結婚をガマンしてきた経緯があるだけに、二宮の行動に納得できなかったようだ。