【ファン投票】“嵐の思い出の1曲”トップ10が決定 「歌詞に背中を押された」「沼にはまり込むきっかけ」…熱い想い続々<1位‐10位>

2020年12月31日

モデルプレス

2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止する嵐。モデルプレスではこのほど、嵐がこれまでリリースしたシングル曲を中心に、“あなたにとっての思い出の1曲”アンケートを募集。そのトップ10曲と、上位5曲にまつわる読者の思い出エピソードを紹介する。

◆読者が選ぶ「嵐の思い出の1曲」トップ10

1位:truth(288票)
2位:Monster(93票)
3位:Love so sweet(68票)
4位:曇りのち、快晴(56票)
5位:PIKA★★NCHI DOUBLE(42票)
6位:感謝カンゲキ雨嵐(36票)
7位:5×20(31票)
8位:Happiness(29票)
9位:Still…(25票)
10位:A・RA・SHI(22票)
10位:One Love(22票)

受付期間:2020年12月24日~12月27日
回答数:1114票

◆1位:嵐の“新境地”となった1曲

モデルプレス読者による“嵐の思い出の1曲”で、圧倒的1位となったのは、2008年にリリースされた23枚目のシングル「truth/風の向こうへ」の「truth」だった。

同曲は、大野智が生田斗真とW主演を務めたTBS系金曜ドラマ『魔王』の主題歌で、大野にとっては同作が連続ドラマ初レギュラー出演&初主演となり話題に。コンセプトは「悲しみ・復讐・無常」。歌詞には、ドラマ本編と重なる要素の「謎」「闇」「真実」「隠し切れぬ二つの顔」などが含まれており、それまで明るくキャッチーなシングル曲が多かった嵐にとっては珍しいシリアスさとダークさで、それまでのアイドルソングの概念を覆し嵐の“新境地”とも言える1曲になった。

また曲に合わせた“魅せる”MVも魅力のひとつ。アイドルの王道路線を貫いて来た嵐が、後に「Monster」「Breathless」などダンスを主軸としたMVを生み出すようになったことからも、「truth」の影響力の大きさを感じ取ることができる。

<読者からのコメント>

・「アイドルやジャニーズに全く興味のなかった私が、初めて嵐の魅力に気付いた曲。それまでもTVなどで目にする機会はあったけれど、心に引っ掛かかって関心を寄せるようになったきっかけになった」(40代/女性)

・「ファンになる入り口はバラエティ番組の嵐だったので、嵐=おもしろいだったのが、truthを歌っている嵐をみて、嵐=かっこいいに変わりました」(50代/女性)

・「大野くんのソロパートが衝撃だった!嵐は元気をもらえる曲も良いけど、truthのようなしっとりしたメッセージソングにこそ良さがあると思う。それもこれも大野くんの哀愁漂う歌声があるから」(20代/女性)

・「たまたまTVから流れてきたtruthに衝撃を受けました。極上のストリングに悲哀感たっぷりのダークな曲を若いアイドルが歌ってる。しかもリードボーカルの歌声がホントに素晴らしかった。嵐の沼にはまり込むきっかけの曲でした」(40代/女性)

◆2位:“モンスターダンス”が話題に ドラマとMVのギャップにやられる人続出

2位は、2010年5月19日リリースの30枚目のシングル「Monster」。大野が主演を務めた日本テレビ系土曜ドラマ『怪物くん』及び2011年に公開された映画『映画 怪物くん』の主題歌で、「truth」同様、シリアスな世界観で魅せる“カッコいい嵐”が人気を集め、ミュージカル調でモンスターを表現する“モンスターダンス”も話題に。

MVは怪物王子の屋敷をイメージしたゴシック調のセットで、巨大な時計や蝋燭をバックに踊る5人が映し出されている。大野のドラマや映画内での幼さの残る可愛らしい役柄とパフォーマンス時の姿のギャップに魅了されたファンが多いようだ。

<読者からのコメント>

・「怪物くんでのかわいい役と、歌う時のカッコ良さの違いが良かった。歌の上手さも際立ってる」(30代/女性)

・「この曲を聴くとドラマを思い出すし、大人も子供も歌える名曲だと思うから」(50代/女性)

・「ドラマのほのぼのとした感じと違って、大人っぽいかっこいい振り付けの曲のギャップが印象的でした」(50代/女性)

・「冒頭の大野くんのソロを聴いた時に、こんなに良い声で歌の上手いアイドルがいるんだ!と衝撃を受けました」(40代/女性)

◆3位:絶対的代表曲 人気ドラマ主題歌の不朽のラブソング

3位は、2007年リリースの18枚目のシングル「Love so sweet」。松本潤が出演したTBS系金曜ドラマ『花より男子2(リターンズ)』の主題歌としても起用され、誰もが一度は聴いたことがあるであろう、嵐の絶対的な代表曲となっている。年間シングルランキングで4位にランクインし、グループ初となる年間トップ10入りを果たした。『花より男子』の放送をきっかけに嵐を好きになったファンも多く、人気に火をつけるきっかけとなった曲でもある。発売から13年が経過した今でも、恋のはじまりを予感させる“不朽のラブソング”として知られている。

<読者からのコメント>

・「嵐といったらこれ。この歌が流れた瞬間、花男を思い出すし、恋が始まる予感がする」(20代/女性)

・「嵐のコンサートで、嵐とファンとが一緒になってこの曲を歌ったときの感動が忘れられません。何度聴いても、いつ聴いても、あのイントロが流れるだけで幸せな気持ちで胸がいっぱいになります」(50代/女性)

・「花男を思い出す!いつ聞いてもワクワクする」(20代/女性)

・「『こんな好きな人に出会う季節 二度とない』の歌詞にめっちゃ共感して、好きな人ができる度にこの曲を聞いていた」(20代/女性)

◆このほかにも数々の思い出ソングが…

このほか、5位にランクインした「PIKA★★NCHI DOUBLE」は2004年にリリースされ、嵐が主演を務めた映画『ピカンチ』シリーズの第2作目『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だからHAPPY』の主題歌に起用された1曲。

「夢を追いかけるという内容の歌詞に背中を押されました」(10代/男性)、「前へ走り出す勇気がなくて悩んでいたのですが、この曲を聞いて最初の一歩を踏み出せたと思います」(50代/女性)などこの曲に背中を押されたというファンからのコメントも多く、櫻井翔がラップ詞を手掛けたということもあり「櫻井翔さんのラップ詞に衝撃を受け、嵐のファンになるきっかけになった曲です」(20代/女性)などの声も寄せられている。

7位には、2019年にリリースされたベスト・アルバム「5×20 All the BEST!!1999-2019」に、グループの20周年を記念した曲として収録された「5×20」がランクイン。この曲は、嵐が2009年にリリースしたベスト・アルバム「5×10 All the BEST!1999-2009」に収録された「5×10」のアンサーソングとなっている。

二宮和也が中心となりメンバー全員で紡いだ歌詞は、嵐の20年間の軌跡をたどるようなものになっており「嵐とファンの曲なので泣きたくなるほど切なくもありますが、大好きです!」(20代/女性)、「20年間歩き続けた嵐だからこそ歌える曲。嵐の想いがたくさんつまっていて、いつ聞いても泣ける」(10代/女性)などのコメントが続々到着。ファンにとって大切な1曲となっているようだ。

また、その他にも2018年リリースの“出会いや別れ、大切な人への想い”などを歌った「君のうた」を挙げるファンも多かった。活動休止発表後初パフォーマンスとなった、2019年2月1日放送のテレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」(毎週金曜よる9時~)でも歌唱。「嵐がファンに向けて歌ってくれたときの5人の姿、まなざしを今でも忘れられません」(30代/女性)、「嵐の皆さんの優しさが伝わってくる歌です」(30代/女性)などのコメントが寄せられ、嵐とファンの想いをつなぐ曲となっている。(modelpress編集部)