令和の「ポケモンジェット」あらわる まさかの?「ナッシー」チョイスのワケ ソラシド

2020年12月28日

乗りものニュース

どうしても某老舗の黄色いネズミのイメージですが……。

 宮崎県に本拠を構える航空会社、ソラシドエアは2020年12月19日(土)、機体に『ポケットモンスター』の「ナッシー」があしらわれた特別塗装機「ナッシーリゾート in 宮崎号」(ボーイング737型機、機番:JA812X)の運航を開始したと発表しました。

 胴体には、横約9m、縦約3mのデカールが貼られており、右側には「ナッシー」、左側には「アローラナッシー」と左右で異なるのナッシーが描かれています。デカールのサイズは、同社の中では最大とのこと。機内のヘッドレストやCA(客室乗務員)の着用するエプロンも、「ナッシー」仕様となります。

「ナッシーリゾート in 宮崎号」は、同社が取り組む地域振興・機体活用プロジェクトの一環といいます。2020年10月、「ナッシー」が「宮崎だいすきポケモン」に任命。宮崎県は温暖な気候として知られ、県の木は「フェニックス」というヤシの木であることから、ヤシの木のような見た目で、「歩く熱帯雨林」と呼ばれるナッシーとイメージが合致するということで選ばれたそうです。なお、この特別塗装での運航は、約1年半を予定しているとのことです。