Snow Man、後輩・IMPACTorsらのアンケート結果で大盛り上がり

2020年12月17日

オリコン

 人気グループ・Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が17日、都内で行われた主演映画『「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』大ヒット御礼感謝祭イベントに登壇した。今回は出演するジャニーズJr.のIMPACTorsやスタッフ関係者に緊急アンケートを実施。『Snow Man の第一印象』、『撮影中のSnow Manとのエピソード』、『私しか知らない撮影中のSnow Manの秘密』、『Snow Manに相談したい(聞いてみたい)こと』の回答が発表され、後輩たちの暴露や相談に笑いを交えてその場を盛り上げた。

 この日は青色を衣裳に施したシミラールックで登場した9人。4日の公開から早くも興行収入が11億円を突破し、リピーターも多数という声に岩本は「僕たちの盛り上げたい気持ちと、その期待に応えてくださって劇場に足を運んでくださったみなさんのおかげです。このまま終わらなきゃいいのに。ずっと上映していてほしいですね。スーパーロングランやりたいね!」と喜び。

 アンケートコーナーでは、まず佐藤新から第一印象について「なんでもこなす人たち!アクロバット!」、基俊介から「初めはこわい先輩でした。今はお兄さんたちです」、そしてプロデューサーチームからは「9人の仲がとてもよい印象です。悩みがあった時も、誰かがフォローするような、それぞれ家族のような役割があったりするのかなと思いました」と怖そうに見えて実は頼れる兄貴といった意見や、仲の良さが際立った回答が寄せられた。

 これについて深澤は「最初はSnow Man怖いって言われるけど、知れば知るほど優しいチームなのにね」と苦笑。「例えば誰かが悩んでいる時なぐさめる係がいたり、家族的な役割があったりするのか?」と司会から問われた佐久間は「康二は誰かが悩んでいる時も寄り添ったりして人の感情の起伏を読むのが上手」と褒め、深澤は「佐久間はペットで、めめ(目黒)は長男、お母さんはオレか。お父さんはラウール(笑)。俺とラウールが結婚してるのよ、それで生まれるのがめめ。いい子生まれたわ!よくおれから生まれたな(笑)」とコメント。一同は総ツッコミで、結局お父さんは岩本ということとなった。

 撮影中のエピソードのお題では「宮舘君は、カメラが回っていないときも役に入り込んでいてカッコいいなと思った」と宮舘の撮影裏での立ち振る舞いを見ていた横原悠毅からの回答に、宮舘が「常にONの状態、起きた時からスイッチONです」とキリリ。佐久間が「確かに自粛中に舘様にテレビ電話かけると、その時から舘様でしたね(笑)」とプライベートでも“オン”であることを明かすと、宮舘は「演じた徳俵は眉毛の形に特徴がある。眉毛を作るとスイッチが入りますね」と時代劇パートで演じた徳俵の“眉毛”がスイッチになっていると説明した。

 また「殺陣が見せ場の九剣士(きゅうけんし)の時、佐久間君がガスの力で飛ぶジャンプ台を使うのですが、アクロバットでは右に出るものがいない佐久間君が怖いと言っていて、佐久間君にも怖いものがあるのか…と驚きました。その後数回練習をやっただけで、本番は難なくこなされていてカッコ良かったです」という鈴木大河の回答に、佐久間は「最初アクロバットやるのってめっちゃ怖いんだよ。でも練習して、本番は一発撮りでがっつり決めてやったね。アクロバットは恐怖に勝つか勝たないかだけなんでね」と秘訣を語る。

 プロデューサーチームからは「深澤さんの提案で、当初、台本にも撮影スケジュールにもなかった鼠小僧版『Crazy F-R-E-S-H Beat』を急きょ、一発本番ワンカットで撮影。それぞれのキャラクターで細かい芝居を入れながら踊られていたのがとても印象的です」というコメントが。深澤は「ふっと降りてきたの。あれは元々無かったんです。スケジュールを見て、メンバーも衣装を着ていて、でも『時間に間があってもったいない』って滝沢(秀明)監督と話しいて、僕が『じゃあ踊ればよくないですか?』ってぼそっと言ったら監督が『良いね』って話の流れであのシーンになりました」と裏側を明かし、一部のメンバーからは「そうだったんだ!」と初めて知る事実に驚きの声が上がった。

 そして、「『五右衛門ZERO』(※演目名)で、舞台ではやってなかった殺陣の手が増えた時に、照君が嫌な顔をせず、何度も練習に付き合ってくれました。『もう一回やる?』という言葉がとても優しかったです」との鈴木からの熱いメッセージに、岩本は「普段やらないことを急にやるのは慣れてないから大変。次失敗したらやばいかもっていうプレッシャーもすごかったと思うから、彼らもよくこちらに付き合ってくれて良かったなって思いますね」とリーダーとして後輩を思いやった。

■グループが“頭一つ抜ける”ためには?「まだアドバイスできることがない」

 すると向井が「なんか、岩本君ばっかり得してない?これから僕たちにもすてきなコメントが来るのかな?」とぼやき始めると、「私しか知らない撮影中のSnow Manの秘密」の質問では「休憩時間、照君の近くに虫が飛び回っていて、照君が泣きそうな目で僕に助けを求めてきました。普段の照君とのギャップがすごかったです」と影山拓也からのタレコミが。岩本は「虫はきびぃ(笑)。最近もっとだめになった。目が合った感じがして…それでも、この虫にも家族がいると思うと払うことができなくなってきて」と虫まで思いやると、それを聞いた向井は「また、そんな一面があることで好感度上がるわ~」と悔しげな表情に。

 いよいよ向井のターンでは椿泰我から「撮影で、朝早い日が続きました。そのため毎日、向井くんにモーニングコールをして起こしていました」と後輩に毎朝起こしてもらっていたことをチクられ「そうゆう話はいらんねん!!朝遅刻しちゃうでしょ?起きれないのよ撮影が朝早くて。朝起こしてもらってましたね。『明日電話して頼むわぁ』って…(笑)」と後輩に頼っていたことを弁明し、会場を笑いの渦に巻き込んでいた。

 最後に「Snow Man に相談したい(聞いてみたいこと)」ではスタッフからの「傍目から見ると、腹筋太鼓が一番きつそうに見えますが、実はそうでもなかったりしますか? 実際演じていて、一番ハードなのはどのパートですか?」という質問に、目黒は「いや、腹筋太鼓はきついですよ…ぼくと佐久間君と康二はメカ太鼓をやっていて、回るから腹筋していても上半身が遠心力でもっていかれて…きつかったよね…」と苦労を明かす。

 それに対して阿部は「精神的にくると思ったのは歌舞伎パート。衣装が重い人もいたりして、指先まで意識しなくちゃいけないから。あとはIMPACTorsのみんなは殺陣のパートで、僕らは自分たちのパートだけでいいんだけど、僕らに切ってかかるときは僕らに合った切られ方があるから、それぞれ覚えなくてはいけなくて大変だったと思う。ありがとうね」と先輩らしく労いの言葉をかける。

 製作部スタッフより「もし、もう一度映画化!となったら今度はどんな演目がやってみたいですか?」という問いにラウールは「やっぱり背筋しながら太鼓を叩く“背筋太鼓”(笑) 滝沢君も『良いね』ってなりますよ。それか“けん玉太鼓”。腹筋太鼓した後に大皿に乗せれるか」と斬新なアイディアでメンバーからもツッコミが。

 ラストを飾る横原からの「僕らはグループとして歩き出したばかりです。他のグループより頭一つ抜き出すためには何が必要ですか?」との真剣な悩みに渡辺は「IMPACTorsの質問全部NGなんですよ(笑)」と笑いを誘いつつも「そもそも、僕たちが頭一つ抜けてないんですよ。なので、まだアドバイスできることがない。言葉でいう感じでもないし、僕らも先輩の行動を見て目で盗んだので、背中見てって感じです」と熱いメッセージを送っていた。 最後は「皆さんのおかげで大ヒットと呼ばれる作品になりました。とてもうれしいです、ありがとうございます!」とラウールが全国のファンに感謝。続いて岩本が「2~3回と何回でも観ていただきたいです。いろんな人に良い形で伝染していってほしいです。皆さんのおかげで大ヒットという記録になっています。ここで終わらずに、もっと一緒に盛り上げていっていただけたら。よろしくお願いします!」と力強く呼びかけた。その後、『大ヒット御礼!』と書かれた垂れ幕が掲げられた2.1メートルのクリスマスツリーと共に、弾ける笑顔で写真に収まり、大盛況のうちイベントは幕を閉じた。