ジャニーズ事務所の薬物検査情報が外部に漏れた理由 “クリーンさ”のアピールが目的?

2020年12月17日

リアルライブ

 ジャニーズ事務所が、約400人ほどいる所属タレント全員に対して薬物検査を実施していることを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じた。

 同誌によると、一般的な薬物検査は、毛髪・血液・尿のいずれかを検体としているというが、検査は決して簡易なものではなく、立会人監視のもと、厳正な方法で行っているのだとか。

 King&PrinceやSnow Man、SixTONESなど、若手グループから検査が始まり、ほとんどのデビュー組はすでに検査を終了。

 検査を実施した背景にあったのは、後を絶たない芸能人の薬物問題。また、ジャニーズは事務所ぐるみで社会貢献・支援活動も行っており、所属タレントにクリーンさが求められているためだという。

 「ジャニーズの所属タレントで薬物で逮捕されたのは、元光GENJIの赤坂晃、元男闘呼組の成田昭次ぐらい。ほかにうわさのあった元所属タレントはいたが、逮捕はされなかった。にもかかわらず、ここに来て薬物検査を実施し、しかも、その情報が報じられてしまったのは、事務所の関係者がリークしたとしか思えない」(芸能記者)

 所属タレントたちがクリーンであることを証明している背景には、どうやらある狙いがあるようだ。

 「相次ぐ所属タレントの退所に加え、近藤真彦が不倫を認めて活動を自粛するなどかつてない逆境に立たされている。それに加え、ほかの事務所のイケメン俳優たちが台頭。だが、その中でも売れている複数のタレントには薬物疑惑があるので、あえて自社のタレントのクリーンさを強調し、各方面へ“売り込み”するのだろう。とはいえ、検査をクリアした後に薬物をやっているタレントがいたらシャレにならないだろう」(広告代理店関係者) 薬物検査実施がオファー増につながるかが注目される。