2020年12月21日
朝日新聞デジタル
名古屋駅前に「光るブロッコリー」が今年も登場しました。
といっても、本物のブロッコリーではありません。ライトアップされるとそのように見える2本のクスノキです。
クスノキがあるのは、名古屋駅前のタクシー乗り場付近。20年ほど前に東口駅前広場を再整備した際に植えられたものです。
例年、年末が近づいてくると駅周辺の事業者が連携して「メイエキイルミ」として駅周辺をライトアップしています。
クスノキにもLED電球が取り付けられ、今年はそれぞれ3万球ずつをセット。点灯すると幹や枝が明るくなり、まるでブロッコリーのように見えます。
ネット上では数年前から「光るブロッコリー」として注目を集めているライトアップ。JR東海の担当者はこう話します。
「もともとあった樹木にLEDを巻き付けたものであり、意図して装飾はしていませんが、親しんでもらえるのはありがたいです。周辺施設でも毎年趣向を凝らしたクリスマス装飾を実施していますので、そちらもご注目ください」
クスノキのライトアップは来年1月末までです。(若松真平)