カピバラも風邪予防? ゆず湯でポカポカ 栃木・那須どうぶつ王国

2020年12月21日

毎日新聞

 21日は二十四節気の一つである冬至。元気に冬を乗り切ってもらおうと、栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で、カピバラにゆず湯をプレゼントする恒例のイベントが行われている。来園者らは気持ちよさそうに湯船につかるカピバラをカメラに収めていた。22日まで。

 「ゆず湯に入ると風邪をひかない」という言い伝えにあやかって企画。ヒノキで造られた幅約1・8メートル、奥行き約1・7メートル、深さ約50センチの掛け流し温泉露天風呂にゆず約90個のほか、好物のリンゴやカボチャが浮かべられ、カピバラたちは次々と湯につかって体を暖めていた。時間は午前10時~同11時半。

 同王国によると、カピバラのゆず湯入浴については今秋、白熱する米国大統領選でのストレス解消方法として、米紙ニューヨーク・タイムズが王国の動画視聴を勧める記事を掲載したことで話題になった。【湯浅聖一】