2020年11月10日
東スポWeb
山下智久(35)がすでにジャニーズ事務所を退所したと10日、ニュースサイト「文春オンライン」が報じた。
山下は7月下旬、KAT―TUN亀梨和也(34)を伴い、都内飲食店へ。そこでファッション誌や発掘オーディション「制コレ’20」にも出演歴がある現役女子高生アイドルAさんら3人と酒席をともにしていたことが判明し、ジャニーズ事務所から当面の間の活動自粛処分を受けた。
Aさんとはその後、滞在先のホテルで合流したとの疑惑もあり、Aさんは先月末に所属事務所を退社している。
ネット上では退所者が相次ぐジャニーズ事務所の〝存続〟を心配する声が噴出。事件を起こしてクビになったタレントを除けば、ここ3年間で元SMAPの稲垣吾郎、草磲剛、香取慎吾、中居正広の4人、関ジャニ∞からは渋谷すばると錦戸亮、タッキー&翼の今井翼、NEWSの手越祐也が相次いでジャニーズを辞め独立した。
来春にはTOKIOの長瀬智也も退所。年内いっぱいで「少年隊」の錦織一清と植草克秀もジャニーズを離れる。
ネット上では「おいおい、ジャニーズ大丈夫か?」と心配の声も。昨年7月に他界したジャニー喜多川氏(享年87)の存在を挙げ「ジャニーさんが健在ならば違っていただろうなぁ」という意見もあった。音楽関係者の話。
「ジャニーズの喫緊の課題は若返り。ぶっちゃけ、キンプリや関西ジャニーズJr.ら若手グループの売り込みに〝全集中〟で、ベテラン勢まで手が回らない部分はあると思う。ジャニーさんが亡くなった上に、このコロナ禍。芸能事務所はどこもコンパクトに変わろうとはしている」
山下の退所はジャニーズ事務所の転換期の象徴かもしれない。