闇夜に浮かぶモミジ300本、仁和寺でライトアップ

2020年10月31日

読売新聞オンライン

 境内に約300本のモミジがある世界遺産・仁和寺(京都市右京区)で29日、モミジのライトアップの試験点灯が行われた。

 この日は地元住民らが招待され、色づき始めたモミジが闇夜に浮かぶ幻想的な光景に見入っていた。

 国内最大級の審査制写真投稿サイトを運営する「東京カメラ部」(東京)と同寺が昨年始めた「仁和寺の風景を未来に残すプロジェクト」の一環。今回は重要文化財・二王門から国宝・金堂までの約400メートルを照らし、金堂付近などに撮影エリアを設ける。

 ライトアップは、30日~11月29日の金~日曜と祝日の午後6時~9時(11月2日は開催)。拝観料は一般1000円、高校生以下無料。