Snow Man、人気急上昇の理由 “大家族のような仲の良さ”とマルチに活躍できる個性が武器

2020年10月10日

モデルプレス

今年の1月22日に悲願のデビューを果たしたジャニーズグループ・Snow Man。デビューシングル「D.D./Imitation Rain」の売上がミリオンを突破したり、動画配信サービス「Paravi」で初の冠番組バラエティ『それSnow Manにやらせて下さい』を配信すると、関連ワードでTwitterのトレンドが1位になったりと、注目度急上昇中のアイドルだ。今、波に乗っている彼らの魅力や活躍を紹介する。

◆Snow Manとは

Snow Manは、岩本照(いわもと・ひかる)、深澤辰哉(ふかざわ・たつや)、村上真都ラウール(むらかみ・まいと・らうーる)、渡辺翔太(わたなべ・しょうた)、向井康二(むかい・こうじ)、阿部亮平(あべ・りょうへい)、目黒蓮(めぐろ・れん)、宮舘涼太(みやだて・りょうた)、佐久間大介(さくま・だいすけ)の9人組アイドルグループだ。同日にデビューしたジャニーズグループ・SixTONESと合わせて、ファンからは「スノスト」という愛称で親しまれている。

2012年の『滝沢歌舞伎2012』で、岩本、深澤、佐久間、渡辺、宮舘、阿部の6人でSnow Manを結成。約7年間6人で活動を続けていたが、2019年に関西ジャニーズJr.の向井康二、宇宙Sixの目黒蓮、少年忍者のラウールの3人を新たにメンバーとして迎え、9人体制となった。

同年8月8日「ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~」にて、2020年にSixTONESと同時デビューを発表。翌年2020年1月22日にはデビューシングル「D.D./Imitation Rain」を発売した。

◆最大の魅力は、大家族のような仲の良さ

Snow Manの最大の売りは「大家族のような仲の良さ」。Snow Manの公式YouTubeや動画配信サービス「Paravi」で初の冠番組バラエティ『それSnow Manにやらせて下さい』で見せる仲のいい彼らの姿が印象的だ。

最年長で28歳の深澤と最年少で17歳のラウールの年齢差は11歳。他のメンバーもラウールとの年齢差は大きく、全員で最年少のラウールを愛でる家族のような温もりを感じさせる。

彼らが一際人気となったきっかけの一つがジャニーズJr.時代に公開したYouTube企画のメンバー全員で人狼ゲームを行うシリーズ。ほぼ毎回、一番始めに脱落してしまう佐久間の芝居がかったプレースタイルに爆笑するシーンからはメンバーの仲の良さが垣間見える。

しかし、魅力は仲の良さだけではない。音楽番組やコンサートでパフォーマンスを始めると、雰囲気は一変。手足の長い各メンバーのダイナミックなダンスに、ジャニーズJr.時代から取り組んでいたレベルの高いアクロバットなどのパフォーマンスで多くのファンを魅了する。

◆「セクシーすぎる」と話題のニューシングル「KISSIN’MY LIPS」

10月7日に待望のセカンドシングル『KISSIN’MY LIPS』が発売され、Snow Manの公式YouTubeで公開されたMVの再生回数は1ヶ月で630万回を突破。

メンバーのラウール出演のWeb Movieソング、そしてネットショップのCMソングにもなっている同曲は、椅子を使用したセクシーな振り付けと、足上げダンスが話題。全歌詞が英語であることはSnow Manにとっても新たな試みだったが、堂々と歌い上げている。

◆個性を生かし、マルチに活躍

個人の活動にも注目したい。上智大学大学院を卒業した阿部は、気象予報士の資格を持つ高学歴ジャニーズとしてクイズ番組に多数出演。お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが主催するクイズの勉強会にも足を運ぶ努力家で、他の高学歴ジャニーズの先導を歩いている。

特技を生かした活動をするのは阿部だけではない。メンバーの佐久間は自他ともに認めるアニメオタク。YouTubeやコンサートのメイキングビデオでアニメのTシャツを着用している姿は頻繁に見受けられる。そんな佐久間は8月にテレビ東京系アニメ『ブラッククローバー』で声優デビュー。SNSのトレンド入りを果たし「うますぎる」と話題になった。

雑誌で活躍するメンバーも多い。鍛え抜かれた筋肉を持つ岩本は、フィットネス総合誌『Tarzan』の表紙を務めたことも。現在は「筋肉吟遊詩人・岩本照 裏切りの筋トレ・メソッド」の連載を担当している。高身長でモデル体型の目黒は雑誌『FINEBOYS』のレギュラーモデル。表紙を務めた2020年の6月号と7月号は、連続で重版になった。

渡辺は自分でも公言しているほどの“美容オタク”で、美容に関する知識は幅広く、メンバーに教えることも少なくないという。そんな渡辺が雑誌『anan』の「モテコスメ対象」特集時の表紙に登場。予約が殺到し、緊急重版が決定する事態に。発売前に重版がかかるのは創刊50年の歴史で初だった。

向井や宮舘、深澤はバラエティーで活躍の場を広げている。向井は関西弁で軽快に話を展開するトーク力や人懐っこさで、あらゆる芸能人の懐に入っていく。一方で宮舘は「だてさま」という愛称で呼ばれ、王子様のような決め台詞をどんどん発言。普通では思いつかないような台詞に虜になるファンが多い。深澤は、Snow Manの公式YouTubeや『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム、毎週金曜18時~)で度々MCを務めるなどSnow Manのまとめ役のような存在。メンバー全員に話を振る姿が印象的だが、その上自身でボケるなど笑いには貪欲なタイプだ。

ラウールはDiorとスペシャルコラボレーションをしたり「マイナビ 東京ガールズコレクション」のランウェイにも度々登場するなど、“身長187cm・股下96cm”というスタイルを生かした活動で、最年少ながらにSnow Manを牽引している。また、2021年夏公開予定の映画『ハニーレモンソーダ』の主演を務めることが決定。初の映画単独主演となる。

◆今後の活躍に期待

新型コロナウイルスの影響を受け中止になってしまったものの、春にはデビューコンサートでアジアツアーを予定していたSnow Man。活動が規制されている中でも見せる活躍ぶりは、これからの明るい未来を象徴している。

今、ノリに乗っている彼らの今後の活躍にも期待が高まる。(modelpress編集部)