SnowMan向井もフォロー!?次世代関ジャニ∞なにわ男子に冠番組決定!

2020年10月10日

日刊大衆

 10月31日からの毎週土曜23時30分、関西ジャニーズJr.ユニット『なにわ男子』によるレギュラー冠バラエティ番組『なにわ男子と一流姉さん』(テレビ朝日系)が放送されることが決定した。

「ジャニーズのユニットは、CDデビューすることでJr.を卒業してデビュー組として認定されます。結成からデビューまでは時間がかかることも珍しくなく、たとえば今年デビューしたSnowManとSixTONESの結成はそれぞれ12年と15年でした。なにわ男子は18年10月に結成し、まだ2年と若いグループですが、Jr.でも頭一つ抜けた活躍ぶりで、知名度急上昇中ですよ」(専門誌記者=以下同)

 なにわ男子は、大橋和也(23)をリーダーに、藤原丈一郎(24)、西畑大吾(23)、高橋恭平(20)、大西流星(19)、長尾謙杜(18)、道枝駿佑(18)ら計7人で結成されている。

 その人気ぶりはすさまじく、19年8月25日の『24時間テレビ42』(読売テレビ)では、あべのハルカスでイベントを行う予定だったが、想像を上回る来場者数となり、あえなく出演中止となってしまったほどだ。

■すでに演技もバラエティでも大活躍

「演技面でも全員が舞台やドラマで活動していて、最近では7人全員主演ドラマ『メンズ校』(テレビ東京系)が10月7日から放送されているほか、道枝が11月6日公開の映画『461個のおべんとう』で、主演のV6・井ノ原快彦(44)の息子として初共演を果たしています。

 西畑は出番は少ないですが14年の『ごちそうさん』と16年の『あさが来た』に出演していて、ジャニーズでは元男闘呼組の高橋和也以来2人目の“NHKの朝ドラに2度出演”という快挙を達成しています」

 バラエティ番組にも強く、全国ネットでは冠番組こそ初だが10月から『めざましテレビ』(フジテレビ系)の金曜コーナー「なにわ動画」と「なにわ男子のなんでやねん!」を担当したり、『クイズ!THE違和感』には、4月から大橋、藤原、大西の3人中2人が毎週出演という、変則的なレギュラー出演を果たしているほか、主戦場の関西でもローカル番組には以前から数多く出演している。

■SnowMan向井との深い縁

「雑誌の活躍も目覚ましく、19年11月6日発売の『週刊TVガイド』(東京ニュース通信社)以降、10月7日発売の『POTATO』(ワン・パブリッシング)まで、ほとんど毎月1、2冊のペースで雑誌の表紙を飾っています。

 CDこそ出していませんが、ほとんど若いデビュー組と同じくらいの活躍ぶり。ファンの間では“SixTONESやSnowManと共食いになってしまうから、正式なデビューをずらしているのでは?”という見方までありますね」

 Jr.では異例なほどに売れているなにわ男子。実は、SnowManの向井康二(26)は関西ジャニーズJr.出身だが、彼らとは旧知の仲だという。

「向井は06年に関西ジャニーズJr.として活動して以降一定の人気を誇り、『なにわ男子』が結成された際も、向井が選ばれなかったことにガッカリするファンが多数いたほどでした。結果的に向井は今年SnowManとしてなにわ男子より先にデビューを果たしましたが、19年に卒業するまで関西ジャニーズJr.に所属していた。関西Jr.のキャリアのほうが長いんですよ」

■かつてはキンプリの2人とも共演経験あり

 向井は19年3月まで実に6年半、なにわ男子と一緒に12年から関西ジャニーズJr.が出演しているバラエティ番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)にレギュラー出演していた。ちなみに、King&Princeの平野紫耀(23)と永瀬廉(21)も、Jr.時代はレギュラーだった。

「19年12月の回に、SnowManとしてCDデビューが内定していた向井が、久々にゲスト出演した際は、なにわ男子の全員が向井に激励の言葉を送り、特に向井とプライベートで仲良しな大橋は“僕らもデビューできるように頑張りますので、見といてください”と話したり、高橋が感極まって話の途中で泣いてしまい、向井ももらい泣きしていました。このほかにも全員、向井との強い絆を感じさせる激励の言葉を話していましたね……」

 今年1月21日の『関西ジャニーズJr.のバリバリサウンド』(FM OH!85.1)では、SnowManのデビューシングル『D.D.』を宣伝するメッセージが読み上げられたが、その際も、向井の計らいにファンは大いに喜んだという。

■プロデューサーは関ジャニの大倉と横山

 向井は「恭平は最近お金を使ってないと思う」と、高橋との付き合いの深さを感じさせるコメントをしたほか、「次はね、『関バリ』のスタジオにも我々SnowManもね、呼んでほしいなと思うんですよね」と逆オファーのメッセージを送っていたのである。これにファンは、《いつでも来てください!》《実現したら泣く》と、絶賛の嵐だった。

「デビュー組のSnowManと繋がりがあるのは、ビジネス的にも心強いですよね。

 キンプリの平野や永瀬も共演経験があるので、そちらでもコネが生かせるかもしれません。また、なにわ男子は関ジャニ∞の大倉忠義(35)と横山裕(39)が衣装やコンサートの演出などをプロデュースしているので、関ジャニと仕事する機会が多いのも強みです。実際、9月30日の『テレ東音楽祭2020秋』では関ジャニメドレーに出演しています」

 テレ東音楽祭当時、大倉と丸山は新型コロナウイルスの影響で欠席していて、関ジャニは3人で出演。まず、3人で『Re:LIVE』を歌い上げたのだが……。

■ただのバックダンサーとは一線を画す扱いで出演

「関ジャニが『T.W.L.』を歌う後ろでAKB48とタオルを振り回すパフォーマンスを披露したんですが、開始前に安田章大(36)が“お待たせしました! なにわ男子カモ~ン!”と呼びかけてからの参加で、テロップも『withなにわ男子』としっかり表示されていた。ただのバックダンサーとは一線を画した扱いでしたね」

 新番組『なにわ男子と一流姉さん』は1クール(3か月)限定と事前に告知されている。まだまだ様子見といったところなのだろう。

 しかし、ドラマ、バラエティ、コンサート、雑誌と、数多くのメディアですでに実績は十二分。一足先にデビューした向井は「当初6人だったメンバーの増強」という流れでSnowManに加入したのだが、なにわ男子はすでに7人がしっかりと存在感を放っている。

「次世代の関ジャニ∞」というポジションで、なにわ男子がデビューする日も、そう遠くないのかもしれないーー。