木村拓哉、ドラマ「教場2」の意気込みを語る「全力で撮影したいと思いますので、待っていて」

2020年9月28日

TOKYO FM+

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。9月27日(日)の放送では、リスナーから寄せられたメッセージに答えました。

◆木村が語る、ドラマ「教場」の壮絶な裏側

<リスナーからのメッセージ>

「2021年に『教場2(※仮)』(フジテレビ系)の放送が決定しましたね。おめでとうございます! 今年の年明けに観た“風間教官”が帰ってくるんだと思うと、会えるうれしさと画面越しでも伝わる、あの“圧”にまた圧倒されそうです。今回も前作と同様にさまざまな俳優陣と、最高の作品を作り上げてくださることを今からとても楽しみにしています! そこで質問なのですが、これほどのスパンでまた同じ役をやるというのは、キャプテン(※本番組での木村の呼称)自身、どのような感覚なのでしょうか?」(25歳 男性)

2021年新春、フジテレビ系にて2夜連続での放送が発表された「教場2(※仮)」。台本は手にしているものの、「自分の感覚のなかでは、2っていう感覚はないんですよね」と実感を語ります。

今年1月に放送された前作では、木村演じる警察学校“最恐”の冷酷無比な教官・風間公親(かざま・きみちか)の風間教場を舞台に、198期の生徒たちが卒業していくまでが描かれました。

木村によると、今作は200期の生徒たちとの対峙が描かれているそうで「感覚的には時系列がそのまま、198期が卒業し、199期が巣立ち、そして今回の200期っていう感覚でやらせていただいているので。メッセージに『これほどのスパンでまた同じ役をやるというのは、どのような感覚なのでしょうか?』って書いてありますけど、感覚的にはつながっている感覚ですね」と話します。

前作が放送された後、コロナ禍となり「もちろん、その間にちょっとお料理をやってみたり(笑)、(ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)で)ボディガードをやってみたりとかありましたけど、自分のなかでは時がつながってるような感覚で、現場には立たせてもらっていますね」と木村。

現在、木村以外のキャストはまだ発表されていませんが、「今回、200期の生徒役を演じてくれる生徒役のみなさんは、撮影する以前の(訓練生の所作などの)訓練がとてつもなくすごいんですよ。198期のみなさんも撮影前に同じような訓練をやってくれていましたけど」と振り返ります。

前作で198期の生徒役を演じたのは、工藤阿須加さん、川口春奈さん、林遣都さん、葵わかなさん、井之脇海さん、西畑大吾さん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、富田望生さん、味方良介さん、村井良大さん、大島優子さん、三浦翔平さんら錚々たる顔ぶれ。大島さんと三浦さんが、本番組にゲスト出演した際、撮影前の訓練がいかに壮絶だったか、語ってくれた一幕もありました。

生徒役を演じる俳優陣は、スタジオに呼ばれたかと思いきや、「警察官の服装に着替えて、『それでは訓練開始します。気をつけ!』ってなって、『休め!』バッて……。“気をつけ!”は、中指がズボンの真ん中の折り目にくるようにピタッて、指を開いちゃいけないし、全身を研ぎ澄ませた状態での気をつけなので。そこから『休め!』ってなると、肩幅に足を広げるだけなんですよ。で、その次に『楽に休め』って言葉がありまして、その言葉が出たら腕を背中のほうに回すのが“楽に休め”の姿勢なんですけど。この3つの動作だけで、生徒全員汗だくになっていますね。みんな、“あれ? オーディション受かっているのに、俺、なんでこんなに怒られているんだろう?”っていう……そんな訓練なんですよ、ず~っと」と、木村はその訓練の厳しさを解説。

「スタッフももちろん向き合わなきゃいけないし。生徒役のみなさんは、しっかりとそれを作り上げないといけないし。本当に大変な作業をして初めて“撮影”という状況になっているので、みなさんが観ていただいた警察学校の空気感っていうのは、フィクションではありますけど、わりとできあがった状態で撮影に持っていけているんじゃないかなっていうのは、今回もひしひしと感じていますけどね」と手応えを語りつつ、「ウイルス対策もそうですし、いろいろなことに集中力を切らさないようにしないといけないなって、今思っていますね。全力で撮影したいと思いますので、待っていてほしいと思います!」と意気込んでいました。

次回10月4日(日)の放送は、女優の鈴木京香さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!