上野パンダ2頭 貸与期間約5年延長で調整

2020年10月1日

日テレNEWS24

上野動物園の人気者ジャイアントパンダ2頭について、東京都が中国側と来年2月までの貸与期間をおよそ5年間延長する方向で調整していることが分かりました。

上野動物園には現在、3頭のジャイアントパンダがいますが、「所有権」は中国にあり、3歳になったシャンシャンは年末までに中国に返還されることになっています。

一方、父親のリーリーと母親のシンシンについても来年2月に返還の期限を迎えますが、動物園の人気者で、都民からの要望も多いことなどから、東京都が中国側とおよそ5年間、貸与期間を延長する方向で調整していることが分かりました。

都は先月、新しい施設をつくり、リーリーとシンシンの飼育延長に向けた環境を整えていて、年末までに中国側の合意を得たい考えです。