2020年9月26日
読売新聞オンライン
鹿児島県は26日、同県最南端の与論島で7~8月、59人が感染した新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)について、飲食を伴う会合で出席者がマスクをつけていなかったり、医療従事者が発症後に勤務したりしたことなどが原因だったと明らかにした。
同島では、7月22日から8月7日までに島民ら59人の感染が確認され、県が原因などを調べていた。
発表によると、複数の感染者が出た会合では、特産の黒糖焼酎を朱色の杯に入れ、自己紹介やあいさつをしながら回し飲みする「与論献奉」も行われていたという。