2020年9月1日
映画.com
米ウォルト・ディズニーが、ディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」の再映画化を企画していることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
ホーンテッドマンションは、1969年に米カリフォルニア、アナハイムのディズニーランド・リゾートで誕生して以来、世界各国のディズニーパークで絶大な人気を誇り続けるライド型お化け屋敷。ドゥームバギー(=死の馬車)に乗り込み、不気味にそびえるゴシック風洋館に足を踏み入れたゲストには、目が光る肖像画や襲い来る胸像たち、人もいないのに突然鳴りだすピアノ、そしていつの間にか隣に座っている“ヒッチハイクゴースト”など、様々な恐怖体験が待ち構えている。
2003年にはエディ・マーフィを主演に迎え、「ホーンテッド・マンション」のタイトルで一度実写映画化されているが、バラエティによれば、ディズニーは以降も長年にわたり、ギレルモ・デル・トロ脚本・製作によるリブート企画を密かにあたためていたとのことだ。
再映画化にあたっては、サンドラ・ブロック&メリッサ・マッカーシー共演によるアクションコメディ「デンジャラス・バディ」やリブート版「ゴーストバスターズ」で脚本を担当したケイティ・ディポルドが脚本を執筆。「LEGO(R) ムービー」シリーズやディズニーの実写版「アラジン」など、数多くのヒット作を手がけてきた米製作会社ライドバックのダン・リンとジョナサン・アイリヒが、共同でプロデュースにあたる。監督やキャストなどその他の詳細については、現段階で明らかになっていない。
近年名作アニメの実写映画化と並行して人気アトラクションの映画化にも力を入れるディズニーは、2021年7月30日に全米公開を予定しているドウェイン・ジョンソン主演の「ジャングル・クルーズ」で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」に続く人気シリーズの確立を目指している。