あなたのお腹はどのくらいつまめる?~内臓脂肪と皮下脂肪の違い&落とし方~

2020年7月11日

ココカラネクスト

 ダイエットは、まず自分の体を知ることから。あなたのそのおなかは、内臓脂肪によるものでしょうか?それとも皮下脂肪によるものでしょうか?ためしにおなかをつかんでみてください。自分が蓄えた脂肪のタイプを知って、適正なダイエット方法を選びましょう。

 『自分のお腹についている肉を、手でつかんでみてください』。

つかみやすいですか? つかみにくいですか? お腹が出ている人は内臓脂肪が多いタイプと皮下脂肪が多いタイプにわけられ、それぞれ脂肪のつく原因・落とし方が違います。自分がどちらのタイプなのかを知り、自分に合ったボディメイク術で効率よく美しくなりましょう。

内臓脂肪・皮下脂肪の特徴

内臓脂肪

内臓脂肪は、肺や肝臓など、内臓のまわりにつく脂肪です。脂質や糖質の多い食事を続けているとカラダの内側に脂肪がつきます。皮下脂肪に比べて生活習慣の影響を受けやすいことが特徴です。近年、この内臓脂肪が糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を引き起こす原因であることがわかってきました。さらに、動脈硬化への悪影響など、重度の病気へ直結するリスクが懸念されています。

チェック方法:腹がぽっこりとでている割に、肉がつかみづらい

特徴:男性に多い。男性は下半身よりも上半身に脂肪がつきやすく、内臓脂肪がつきやすい傾向にあります。手足は細いのに、お腹だけぽっこり出ている…という方はこの内臓脂の蓄積が原因の場合が多い

皮下脂肪

皮下脂肪は皮膚の下の脂肪で、筋肉の上に蓄えられる脂肪です。ダイエットをしたときに最後まで残ってしまう部分が皮下脂肪です。この皮下脂肪はボディラインに影響が出やすく、この脂肪が多いと『太っている』『たるんでいる』といったイメージの悪さが先行してしまいがちです。引き締まったボディラインをつくるためには、皮下脂肪を落とすことが大切なのです。

チェック方法:腕や太ももに比べて、明らかにお腹のお肉だけがつかみやすい

特徴:女性に多い。女性はお尻、太ももなどの下半身に脂肪がつきやすく、皮下脂肪がつきやすい傾向にあります。下半身太りが気になるという方は、皮下脂肪のつきやすさが影響していると考えられます

内臓脂肪を落とす方法

内臓脂肪を落とすポイントは「食生活の改善」です。普段から脂っこい揚げ物、ジャンクフードばかり食べていませんか?野菜をしっかりと食べる、魚を食べるなど、バランスのとれた食生活を心がけることが大切です。お酒が好きで毎日晩酌している方であれば、休肝日をつくることも大事です。特にお酒がすすむと脂っこいおつまみなどもすすみがちなので、注意してくださいね。

皮下脂肪を落とす方法

皮下脂肪は食事制限だけでは減らすことができません。皮下脂肪を落とすにはズバリ!「筋トレ+有酸素運動」が必要です。ウエイトトレーニングで筋肉を鍛えることで脂肪がひき上げられ、引き締め効果が期待できます。また、筋肉をつけることで基礎代謝をアップさせるのも、皮下脂肪を効率良く落とすためには欠かせないことです。さらに筋トレに有酸素運動をとり入れると脂肪燃焼効果がアップするので、通勤、通学のときはひと駅前で降りたり、なるべく階段を使うなど、歩く習慣を身につけるとよいでしょう。

 あなたはどちらのタイプかわかりましたか? 一度自分のカラダを鏡でチェックしてみてください。全身をチェックしながら、つまんでみるのもよいでしょう。美しくなるためには、カラダの変化を知ることも大切ですよ。

[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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