2020年7月9日
アサジョ
近年、世界のダイエット・トレンドとして「Intuitive Eating(インテュイティブ・イーティング)」が流行っているのをご存知でしょうか?
これは、Intuitive=直感的に、Eating=食べるという方法。ダイエットといえば、従来は食事制限やカロリー計算などをしながら慎重に食べていましたが、インテュイティブ・イーティングはその反対で、自分の直感、つまり欲求に従った食事の取り方を指します。
確かに、無理をして食事制限を続けても、反動がきて衝動食いしてしまってリバウンド、ダイエットをやらないほうがよかったなんてこともありますよね。このように、ダイエットではマインドを調整することが重要になってきているようです。
心理学博士のスーザン・アルバースさん著、西悠彩さん訳の「お腹がすいていなくてもつい食べてしまうあなたへ」(サンマーク出版刊)ではマインドフル・ダイエットを提唱していて、「食べたい!」を正しく抑える5つのカテゴリーが紹介されています。
例えば、「今、この瞬間」何を感じているか、心を開いてはっきりと意識することが大事で、イライラしてストレスを感じるから食べるのではなく、自分の心身に注意を向けることが重要なんだそうです。また、イメージトレーニングなどを通して頭の中から上手に食べものを追い出し、さらにリラックスをすれば心の空腹を満たしてくれること、食べること以外のご褒美をみつけること、人とつながることも大切なようです。
無理をして食事制限をしたり、感情的に食べたりしないためにも、自分のマインドの部分をよく理解し、対策を立てることが重要な時代になってきたのかもしれませんね。