2020年7月2日
NEWSポストセブン
活動を自粛していたジャニーズ事務所のアイドルグループ「Snow Man」の岩本照(27)が活動再開することが、7月1日、ファンクラブ会員向けサイトで報告された。過去の未成年女性との飲酒が週刊誌に報じられたことで、今年3月末から活動自粛となっていた。
岩本はファンに向けて、「応援して下さっているファンの皆様。沢山心配させて、待たせてしまって、皆様の笑顔を減らしてしまって申し訳ありませんでした。再び活動させていただける事に感謝し、これからは沢山の笑顔を皆様に届けられるよう精一杯励んでいきます」と報告した。
また、ジャニーズアイランドの滝沢秀明社長がメガホンを取り、Snow Manメンバーが主演を務める映画、「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」にも出演することが明かされ、舞台稽古にも参加するという。中国のSNS、微博(ウェイボー)の彼らのアカウントには、9人分の拳が映し出された写真が投稿されるなど、海外のファンに向けても復帰が周知された。
今回の自粛解除を受けて、ながらく岩本を応援してきたファンはどのような心境にあるのか。ジャニーズJr.時代から追いかけてきたというファンの女性・Aさん(40代)は、こう語る。
「ファンの間では、予想通りという感想です。そもそも活動自粛は3年も前の話がきっかけなので、それ自体に失望したファンは多くないと思います。
自粛期間は他の8人のメンバーが必死で岩本くんの穴を埋めるように、パフォーマンスやYouTube動画撮影を頑張っていましたね。岩本くんのパートを新規加入の3人が持ち回りで担当する様子も見られました。ただ、岩本くんはSnow Manの絶対的エースなので、彼がいないとどこかグループが引き締まらないような印象もありました。彼は自分がグループを引っ張っていくというリーダーシップと責任感が強い分、今回の自粛でかなり精神的にも苦しんだと思いますし、反省したでしょう。若いメンバーも多いので、今後、彼らを引っ張っていってほしいですね」(Aさん)
岩本はスポーツバラエティ番組『SASUKE』(TBS系)にも出場経験のある肉体派として知られる“絶対的エース”だけに、岩本不在の「滝沢歌舞伎ZERO」はパフォーマンスの面からもありえない、という声が多くの関係者から聞こえていた。自身もSnow Manファンでもあるという、テレビ局制作スタッフの女性・Bさん(20代)は、こう語る。
「滝沢歌舞伎の映画化が発表されたとき、岩本照の名前がそこになかったことで、多くのファンがSNSに不安を吐露していました。ただ、局内のスタッフの間では『滝沢社長がパフォーマンス面で全幅の信頼を寄せる岩本照を出演させないはずがない』、とも言われていました。舞台稽古が始まる7月には復帰させ、映画のプロモーションにもつなげるのではないか、という予想でした。
今ファンのなかには『岩本くん復帰おめでとう』ということで、今年1月22日に発売されたデビューシングル『D.D.』(Snow Man版)を追加購入する“追いD.D.”の動きも出てきています。Billboardシングルセールスによれば、6月22日時点で同シングルは累計98万枚を売り上げ。ファンは彼らの単独ミリオンを達成させるべく奮闘しています」(Bさん)
今回の活動復帰にあたり、岩本が雑誌『Tarzan』に単独連載していた企画も復活。同企画で「筋肉吟遊詩人」と呼ばれる岩本の復活を心待ちにしているファンも多いようだ。