2020年7月3日
スポニチアネックス
◇ジャニーズ
東山紀之(53)が、来年1月8日公開の「おとなの事情 スマホをのぞいたら」(監督光野道夫)で10年ぶりに映画主演する。
2011年公開の時代劇「小川の辺」以来。同作では若き剣の達人を演じたが、今作ではモテない独身男の役。関係者によると、製作サイドは当初、別の役でオファーを出したが、脚本を読んだ東山が「この役ならぜひ!」と自ら志願したという。
今作は、世界18カ国でリメークされているイタリアの名作の日本版で、気のおけない3組の夫婦と、東山演じる独身男の男女7人が集うパーティーを舞台にした物語。ある人物の提案で始まった「スマホに届く電話、メールを全員に公開する」というゲームをめぐって、全員が秘密を守ろうと必死すぎる姿を見せるコメディーだ。
東山は「人生はきれい事だけではなく、誰しもが時には間違いも起こすもの。ある人にとってはドキッとする描写がいくつも出てきたり、ある人にとってはある種の共感があるかもしれません」と作品の魅力を熱弁する。
「日本版はオリジナル要素が多いので、新作としてお楽しみいただけたら」と話すとおり、想定外の展開と予測困難な結末が見どころ。東山らしからぬ三枚目的なキャラが、物語をどう動かすのか。「少しでも口を開いてしまえば、核心部分まで話したくなってしまうので、ここまでにしておきます。ぜひ劇場で共有しましょう」と呼びかけている。
共演は鈴木保奈美(53)、常盤貴子(48)ら。トレンディードラマで活躍した鈴木と常盤は意外にも初共演で、この顔合わせにも注目が集まりそうだ。