『池袋ウエストゲートパーク』10月に放送延期 追加キャストに木村昴&花江夏樹

2020年6月19日

オリコン

 7月放送予定だったテレビアニメ『池袋ウエストゲートパーク』(略、IWGP)が、新型コロナウイルスの影響で、制作スケジュールに大きな影響が出たことから、放送・配信延期となることが発表された。10月からの放送を予定している。また、新キービジュアルと追加キャストも公開され、ヒロト役を木村昴、磯貝役を花江夏樹が担当する。

 製作委員会は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、当初予定しておりました制作スケジュールに大きな影響がでていることから、放送及び配信を延期させていただくことになりました」と説明し「延期時期は2020年10月からの放送・配信を予定しております。詳細な日時など、決定次第あらためて公式サイト・公式Twitterにて発表いたします」としている。

 続けて「楽しみにしていただいております皆さまには、ご迷惑とご心配をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます」とお詫びし「スタッフ・キャストの安全と健康を最優先に考慮し制作を進めてまいりますので、ご理解賜りますよう何卒宜しくお願い致します」と理解を求めた。

 同作は、東京の池袋西口公園、通称“池袋ウエストゲートパーク”近くにある果物屋の息子・真島誠(マコト)が、ヤクザ絡みの犯罪やギャングの縄張り争いなど、警察では手出しできない難事件を次々と解決する“池袋のトラブルシューター”として、友人やストリートギャングなどと協力しながら、社会の暗部と立ち向かう姿を描いたミステリー。

 累計420万部を突破した石田衣良氏による人気小説が原作で、2000年に脚本・宮藤官九郎氏、チーフ演出・堤幸彦氏、主演・長瀬智也でドラマ化されると、加藤あい、窪塚洋介、山下智久、妻夫木聡、坂口憲二、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲといった出演者の人気が急上昇となり、今でも根強い人気となっている。