2020年5月27日
ココカラネクスト
仕事や家事、育児に追われて、なかなか運動できない……という人も多いですよね。でも日頃のちょっとした運動は、ダイエットだけでなく、脳にもうれしい効果があります。運動がもたらす脳へのうれしい効果を3つ、あすけん栄養士がご紹介します。
運動を続けることで得ることができるうれしい効果とは?
1.運動をすると「幸せホルモン」のセロトニンが出る
リズムが一定の運動を毎日20分以上行うことによって、セロトニンという幸せホルモンの分泌が多くなります。セロトニンは心のバランスを整えてくれるので、気持ちよく仕事や家事、育児に集中することができます。
●まずはウォーキングから
運動を始めようと思ったら、まずは有酸素運動のひとつであるウォーキングから始めてみましょう。ウォーキングを行う上でのポイントは2つ。歩くことに集中することと、20分以上継続して行うことです。これを3か月間継続して行うと、セロトニンが出やすい体質になります。
2.中高強度の運動で脳の神経細胞を強化!
ある程度の強度がある運動を続けることにより、脳の神経細胞が強くなります。自分の体力に合ったものから始めてみましょう。
●ジョギング
中強度の運動として、ジョギングを20分以上行うことをおすすめします。ウォーキング同様、走ることに集中することがポイントです。
●高強度の運動
ジョギングも出来るようになったら、さらに高強度の運動がおすすめです。ランニングや200mダッシュ・インターバルトレーニングなど、かなりきついと感じる運動です。これらの高強度の運動は、脳の再構築などの効果がさらに期待できます。
ただ、高強度の運動は2日連続して行わないように注意しましょう。神経細胞を強化するためには、回復の時間も必要です。
3.脳が活性化!記憶力もアップ
運動は続けることも大切ですが、時間や環境も大切です。
●午前中に運動を行う
運動をすると、脳の血流がアップし、思考力や集中力が飛躍的に高まります。その運動を午前中に行うと、脳が最も活性化している時に仕事を始めることができます。
●室内よりも自然の中で運動をする
自然の中で運動をすると、視覚・嗅覚・触覚・聴覚が刺激され、脳がより活性化します。その結果脳細胞を増やすことができ、記憶力・実行力・集中力を高めることができるのです。朝に20分以上、自然の中でウォーキングから始めるのはいかがでしょうか?
●複雑な動きの全身運動
ヨガやピラティス・エアロビクスや太極拳などの複雑で全身を使う運動を行うことにより、脳の活性化が期待できます。これらの運動は体をリラックスさせる効果も期待できるので、無理なく続けることができますよ。
それでもなかなか運動を続けにくいという方には、あすけんアプリをはじめ、運動を記録できるさまざまなアプリが出ています。仲間と励ましあい、楽しみながら続けることができますので、これらを上手に活用しつつ、ダイエットや脳のために運動を始めてみましょう。
脳の健康のために食事だけでなく、運動にも目をむけてみてはいかがでしょうか?
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[監修:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。