映画『るろうに剣心 最終章』来年GWに公開延期 佐藤健「必ずまたお会いしましょう」

2020年5月27日

オリコン

 7月3日と8月7日に2部作で公開を予定していた、俳優の佐藤健が主演を務める大人気シリーズ映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、新型コロナウイルスの影響により、来年のゴールデンウィークに公開を延期することが27日、発表された。

 本作では、志々雄真実(藤原竜也)との死闘の後、神谷道場で平和に過ごした剣心たちに突如として攻撃が開始され、明かされなかった剣心の過去と消えることのない十字傷への謎につながる。原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースとした縁とのクライマックスが描かれる『The Final』、剣心が過去を語る「追憶篇」がベースとなる『The Beginning』の2部作で描かれる。

 今回からのキャストとして、縁を新田真剣佑、雪代巴を有村架純が演じ、縁が率いる上海マフィアの副官・呉黒星(ウーヘイシン)を音尾琢真、剣心の過去に影響を残す旧幕府直属の隠密組織・闇ノ武のリーダー・辰巳を北村一輝が演じるほか、鶴見辰吾と中原丈雄も出演する。

 公開延期を受けて佐藤は「映画の公開を楽しみに待っていてくださった皆さまに申し訳ない気持ちです。皆さまが安心して映画館に足を運べる日が一日でも早く返ってくることを願うと共に、そのためにも今後も一歩一歩着実に歩みを進めていくことが大事だと感じています」とし「そして来年の公開日をお互いに健康で迎え、必ずまたお会いしましょう。皆さまの日々の幸せを祈っています」とファンに向けてコメントを寄せた。

 大友啓史監督は「緊急事態宣言以降スタジオが閉鎖され、すべての作業がストップしてしまい、それ以降も仕上げ作業や公開に至る様々な準備を行うことができませんでした。“エンタメ復活の狼煙を『るろうに剣心』で”という志でいただけにとても残念です。公開を心待ちにしてくださっていた皆さんには、申し訳ない思いでいっぱいです」と胸の内を明かす。

 「新しい公開日に向けて、少しでもクオリティを高める努力をし、多くの方々に楽しんでいただけるような作品を創り上げ、満員の熱気溢れる劇場で見ていただくことが、私を含めスタッフ・キャスト一同の作品に懸けるゆるぎない思いです。アフターコロナの時代に、よりパワーアップした感動と勇気と希望をお届けできるよう、魂を込めて残りの仕上げ作業に取り組みたいと思いますので、『るろうに剣心 最終章』をぜひ楽しみに待っていてください」と全力で完成に向けて取り組んでいくと決意を語った。

■公開延期が決まっている主な邦画作品

・『映画しまじろう「しまじろうと そらとぶふね」』
・『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
・『Fate/stay night [Heaven’s Feel]」III.spring song』
・『名探偵コナン 緋色の弾丸』
・『劇場』
・『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』
・『糸』
・『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
・『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
・『水曜日が消えた』
・『太陽は動かない』
・『燃えよ剣』
・『HOKUSAI』
・『ぐらんぶる』
・『映像研には手を出すな!』
・『奥様は、取り扱い注意』
・『窮鼠はチーズの夢を見る』
・『小説の神様 君としか描けない物語』
・『サイダーのように言葉が湧き上がる』
・『思い、思われ、ふり、ふられ』
・『騙し絵の牙』
・『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
・『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』
・『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
・『とんかつDJアゲ太郎』
・『劇場版ポケットモンスター ココ』
・『STAND BY ME ドラえもん 2』

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