2020年5月20日
ZAKZAK(夕刊フジ)
アイドルグループ、NEWSの手越祐也(32)が窮地に立たされている。緊急事態宣言下の4月下旬に女性と外出したことが明らかになり、ジャニーズタレント76人による期間限定ユニット「Twenty★Twenty(通称・トニトニ)」から外れされた。ユニットを企画した滝沢秀明副社長の顔に泥を塗り、その逆鱗に触れてしまったようだ。
手越といえば、過去にも女性タレントとの交際をたびたび報じられてきたジャニーズきっての遊び人のイメージが強い。にもかかわらず、これまで注意がされるものの、謹慎などの処分になることはほとんどなかった。
「手越は事務所の上層部にかわいがられているというのがもっぱらの評判です。それだけに今回の処分は、テレビ出演などは継続し、企画のユニットから外すだけで大甘だという声がある一方、一歩踏み込んだものだとも注目されているのです」と芸能リポーターは指摘する。
今回のユニット「トニトニ」は、昨年副社長に就任した滝沢秀明氏が立ち上げた企画。コロナ禍のなか、外出自粛をする人たちや医療従事者、インフラを支える人たちを励まそうという企画だけに、外出自粛を破って外で遊んでいた手越を大目に見るわけにはいかなかったのだ。
「ジャニーズJr.を取り仕切っている滝沢氏からすれば、手越を大目に見ると、若いタレントたちに示しがつきません。自らの肝いりで売り出した『Snow Man』のリーダーさえも不祥事を起こしたことで活動を自粛させています。不倫疑惑を報じられたJr.メンバーは結果的に退社という厳しい選択をしています。どれも滝沢氏が不祥事に厳しいからです」とスポーツ紙記者。
ストイックな滝沢氏にとってみて、手越は若いJr.メンバーにも悪影響を与えかねない、苦々しい存在でしかない。
「脇の甘い手越は、今後もスキャンダルを封じ込めることはできないですから、いずれまた不祥事で厳しい処分を受ける可能性があるでしょう。それでもなおジャニーズに残り続けるのか。“踏み絵”を迫られることになります」と先のスポーツ紙記者。
「手越はNEWSのメンバーなので簡単に離脱はできないとの見方もありますが、すでにNEWSは5人が脱退しています。KAT-TUNも最初6人が現在は3人。そう考えると、今の時点での脱退は特にハードルが高くありません」とも。
手越が決断するときは来るのか。