志村けん、コロナ感染で相葉雅紀は…嵐のラストイヤーに重大影響!

2020年3月25日

日刊大衆

 志村けん(70)が、新型コロナウィルスに感染し、入院していることが、3月25日に発表された。

 所属事務所によると「今月17日に発症し、20日に重度の肺炎で入院。検査の結果、23日夜に新型コロナウィルスの陽性反応が出た」という。現在、志村は都内の病院に入院し、治療を受けている。

「志村は今年12月に公開予定の、山田洋次監督による松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』に、菅田将暉(27)とダブル主演することが決まっています。今月下旬から撮影開始予定だったのですが、延期になりました。

 また、今月末から放送開始予定の『連続テレビ小説 エール』(NHK)に“音楽家”役で登場予定ですが、これも撮影に影響が出てしまうでしょうね。志村にとっては朝ドラデビューであり、ドラマ初挑戦でもあっただけに、非常に残念です。

 バラエティ番組に関しても、現在、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)と『志村でナイト』(フジテレビ系)、2本の冠番組があります。こちらにも影響が出ると思いますが、特に心配なのは『志村どうぶつ園』ですね。志村はもちろんですが、今回の場合はむしろ共演者が問題になってくるんですよ……」(テレビ関係者)

コロナの猛襲がラストイヤーを襲う

 今後を考えると、『志村どうぶつ園』の共演者である嵐・相葉雅紀(37)が不安だと前出の関係者は続ける。

「当然ながら、志村と“接触”があった人には、コロナの疑いが出てくるのではないでしょうか。マネジャーやスタッフも含めると、かなりの数にのぼりますよね。所属事務所によると、3月24日に保健所による調査が行われ、すでに濃厚接触者の特定は完了していて、対象者は自宅待機をしているようです。

 相葉は、4月2日から7日までNHKで放送される『第96回競泳日本選手権』で、二宮和也(36)とスペシャルゲストで出演することが決まっている。同大会はコロナの影響で無観客での開催が決定されていますが、本当に危惧されるのは、今年5月15・16日に東京で開催予定の『アラフェス 2020 at 国立競技場』への影響です。

 12月末に活動を休止する嵐にとって、今年はラストイヤー。にもかかわらず、すでにコロナの影響で4月の北京公演は中止となっています。それだけに、今回の『アラフェス』には力を入れていたはず。

 終息するかどうか見えない5月の『アラフェス』にむけて、“観客のマスク徹底”とか“アルコール消毒”とか、いろいろな対策を講じているとは思います。

 実際、コロナ騒動で多くのイベント自粛が相次いでいた2月29日に、椎名林檎(41)率いる東京事変は、東京国際フォーラムでライブを敢行しました。その際はスタッフはマスクと手袋を徹底しており、観客にも検温やアルコール除菌を呼びかけていたことが報じられています。

 しかし、万が一にも嵐のメンバーが陽性、ということになっては、すべてが台無しになってしまう。無事を祈るしかありません……」

 鬱屈とした世の中を盛り上げようと頑張ってくれている嵐。負けないで欲しいが……。