キンプリ永瀬廉の主演映画、ロケ現場にファン殺到 弱虫ペダル公式「穏やかでないニュースが…」

2020年3月23日

J-CASTニュース

2020年8月公開予定の映画『弱虫ぺダル』の撮影ロケが行われた静岡県浜松市で、主演のジャニーズアイドル「King&Prince」永瀬廉さんのファンが撮影現場に殺到し、そのマナーがファンの間で問題になった。

浜松での『弱虫ペダル』のロケは3連休中の3月21日と22日に行われ、主演の永瀬廉さん(小野田坂道役)、橋本環奈さん(寒咲幹役)らが参加した。しかしロケ当日には現地にファンが殺到し、少なからず混乱が生じていたようである。

「撮影中止にはなっておりません」

22日のロケ現場にいたというジャニーズファンが23日、当時の様子についてJ-CASTニュースの取材に応じた。

現場にはロケを見に来たいわゆる「やじ馬」のようなファンがたくさんおり、エキストラの女性も含めて、ほとんどが永瀬さん目当てだったのではないかと女性は語る。見物に来たファンは「小道や人家の敷地にまで入って見学している状態」だったそうだ。

ロケ当日の様子は詰めかけたファンによりツイッターなどに投稿され、それが噂を呼んで現場の混乱を招いた。撮影スタッフは必死に止めていたとのことだが、出演者に近づこうと群れになったファンが走り出して「信号無視も普通で危なかった」という状況もあったと語る。

また出演者がファンに声をかけてくれたといった真偽不明の情報が拡散され、現地にいないファンにまで情報が広がっていった。このため「撮影が中止になった」という噂も生じ、「民度が低い」「運営のやり方にも問題があったのでは」という感想も飛び交った。

映画『弱虫ペダル』の公式ツイッターアカウントは3月23日に、「いつの間に #弱虫ペダル の穏やかでないニュースが流れておりますが、撮影中止にはなっておりませんし、昨日までお邪魔していた浜松市の皆様には大変お世話になりました!」とツイートして、中止の噂を否定している。

取材に応じたファンも、撮影の中止はなかったと話し、「スタッフは止めていたのですが、それ以上の人が集まって来ていて収集がつかない状況でした。ただ撮影自体は普通に行いました」と話している。