大人気グループ・Kis-My-Ft2が明かした「思い出のオモチャ」とは?

2020年3月19日

日刊SPA!

 今年で結成15年、デビュー9周年を迎えるアイドルグループ、Kis-My-Ft2。昨年末は念願の紅白歌合戦に初出場、3月25日には約1年ぶりのニューアルバム『To-y2』(トイズ)をリリースと、精力的な音楽活動が続いている。

 これまでに出したシングルとアルバムはすべてチャート1位を獲得、’13年から毎年行われているドームツアーは連日超満員、レギュラー番組では全力でバラエティにチャレンジするなど、ジャンルの垣根を軽々と飛び越え、まるで満開の桜のように咲き誇る彼らに聞いた。

◆結成15年目、7人の[叩き上げアイドル人生]

──まずは新しいアルバム『To-y2』にちなんで、皆さんが子どもの頃によく遊んだオモチャを教えてください。

玉森:僕はトミカ。ミニカー好きでした。救急車とか働く車シリーズは集めてましたね。その影響かもしれないけど、本物の車も好きです。

藤ヶ谷:ミニ四駆とハイパーヨーヨー、ビーダマンとかよく遊んでましたね。ミニ四駆はたぶん僕ら第3次ブーム世代で、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』はドンピシャでよく見てました。(横尾に)あれいつだっけ?

横尾:5年くらい前じゃない?

藤ヶ谷:そう。(横尾)渉もミニ四駆好きで盛り上がって、プライベートで新橋のタミヤに一緒に買いに行って、そのときお店にいた年下のコたちにアドバイス受けながら今の時代のミニ四駆を楽しみました。

二階堂:『ビーストウォーズ』っていうアニメがあって、僕はそのプラモデルみたいなもので遊んでました。

千賀:僕は外で野球とか……(SPA!をめくり、グラビアを眺めている横顔を二階堂がスマホで撮影)。

二階堂:今、エッチなページを見ているのを撮ってます。

千賀:もう、普段からこんなんばっかりなんですよ(笑)。僕はNINTENDO64の『大乱闘スマッシュブラザーズ』とかめっちゃやってたな。

横尾:僕はさっき藤ヶ谷も言ったけど、ミニ四駆とかガンプラかなぁ。

二階堂:世代が違うからね。

横尾:誰がじじいだ!

◆SMAPイズムを継承していると強く思っている

──でも、オモチャ箱みたいな楽しみ方はキスマイというグループにも当てはまるのでは?

藤ヶ谷:個性の強いグループだと思うので、そうおっしゃっていただけると嬉しいですね。それに、これだけバラエティをしっかり背負ってやるアイドルっていうのもなかなかいないと思うので、そこも魅力だと思う。やっぱり自分たちでもSMAPイズムを継承していると強く思っているので、少しでも近づけるよう、日々頑張ってます。

──では、皆さんにとって、これを聴くと10代の頃を思い出す“青春の一曲”は?

北山:俺はGLAY、ラルク、ミスチルとか、やっぱりそのラインですよね。中学の頃カラオケで一番歌ったのはGLAYの「誘惑」かな。ほかにもLUNA SEA、ゆず、ハイスタ、あゆも聴いてましたね。

藤ヶ谷:僕はZONEの「secret base~君がくれたもの~」ですね。いまだにイントロ聴くとウワッてなります。井上真央さん好きだったので(笑)。『キッズ・ウォー~ざけんなよ~』の頃。ああいう男っぽい女子いいなって思っていた中学生でした。

二階堂:アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「SEPTEMBER」。これは僕がジャニーズに入ってレッスンのときにかけてた曲。10歳のときかな。今でもライブの本番前とか、家でもよく聴いてます。

千賀:僕はマイケル・ジャクソンですね。大人っぽい曲だと「ビリー・ジーン」、ちょっとポップな曲だと「リメンバー・ザ・タイム」。何を歌ってるかわからなかったけど、ダンスやってたからリズムとか踊りやすい曲ということで好きでした。

宮田:家ではSMAPとかKinKi Kidsの曲がよく流れてましたけど、初めて母にお願いして買ってもらったCDは「ポケモン言えるかな?」です(笑)。

横尾:僕は久石譲さんですね。ジブリ作品が好きなので、今でもずっと聴いてます。ジャニーズに入ってからはビリケンというフォークデュオが好きでした。今年解散してしまったんですけど。

玉森:子どもの頃、毎週、家族で湘南にサーフィンに行ってたとき、親父が浜辺でオムニバスアルバムを流してたんですけど、そのなかの♪ドゥップドゥッピドゥビプップップ~っていう曲がすんごい頭に残ってる(笑)。そのときたまたま撮られたんだと思いますけど、家族と一緒に写ってる写真が実はSPA!に載ったことあるんですよ(笑)。

※3/17発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです

【Kis-My-Ft2】
’05年7月にグループ結成。’11年「EverybodyGo」でCDデビューする。現在のレギュラー番組は『キスマイ超BUSAIKU!?』『10万円でできるかな』『中居正広のニュースな会』(宮田)、『プレバト!!』(北山・千賀・横尾)、『Go! Go!ニンじゃぽん』(舞祭組)など多数

取材・文/中村裕一 取材/藤村はるな 福田 悠

【中村裕一】
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする