2020年3月17日
日刊ゲンダイDIGITAL
3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する中居正広(47)にまさかの逆風が吹き始めた。先月21日に行われた退所会見は“中居ワールド”全開のエンターテインメントショーと化し、会見を中継した各テレビ局の報道やワイドショー番組もそのほとんどが好意的だった。一体何が起こっているのか。
中居の番組を担当する放送作家のひとりが声を潜めてこう語る。
「最近、中居くんの態度が超大きいんですよ。会見をする前まではあちこちのスタッフに電話しては『これからもよろしくです』『あなただけが頼りなんです』などと平身低頭だったのが手のひら返しなんです。横柄になったというか仕事ぶりがかなり雑になりました。以前と違って打ち合わせも中途半端。面倒くさがって話を聞こうとしないんです」
中居のレギュラー番組を作る大手制作会社のプロデューサーも似たような意見を口にする。
■容赦ない“素人イジリ”に不快感
「ジャニーズ時代は絶対タブーだった素人イジリをするようになりましたね。事前打ち合わせで絶対にやめてくれと言っても聞く耳を持たない。つい最近もMCを務める『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)でトンカツを偏愛する素人が出演したんですが、最後までディスりまくりました。エンディングでこの素人が自ら渾身の素材を集めてトンカツを揚げたんですが、『まずい。俺の方がうまい!』とこき下ろしたんです。見ていて不快感しか残りません」
ジャニーズという超大手を辞めてフリーになるのだから、もっと謙虚になるかと思ったら、より態度が不遜になったというのである。
「一番の理由は、ジャニーズを辞めてもこれまで同様か、それ以上に仕事が増えたからです。本人は仕事は減ることはあっても増えるとは思ってもいなかった。しかし実際はジャニーズの“横ヤリ”もなく、特番などで次々と仕事のオファーが舞い込んでいます」(芸能プロ関係者)
現在、中居のレギュラー番組は「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)、「ザ!世界仰天ニュース」(日テレ系)、「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系)など計6本。年収は3億円は下らないとみられている。
しかしながら、天狗になって、これまで大事にしてきたものをないがしろにした途端、スタッフもファンも離れていくのがこの業界の常。こうしたネガティブな情報が流れている理由を、胸に手を当てて考えるべきだろう。