キンプリ、ゴールデンタイム冠番組内定か 平野は松潤に相談

2020年3月16日

NEWSポストセブン

 King & Prince(通称キンプリ)のファンから、歓喜の声が上がりそうだ。

「各局で争奪戦が繰り広げられていたキンプリですが、ゴールデン帯のバラエティー番組が内定したという情報が出ています。まだ企画を詰めている段階で、発表はまだ先。関係者の間では、年内で活動休止となる嵐の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)の後番組としても期待が高まっています」(テレビ局関係者)

 キンプリは2018年にデビュー。グループとしての活動はもちろん、個人でもドラマや映画に出演してきたが、特に待たれていたのが、バラエティーの冠番組だった。

「後からデビューしたSnow Manが、この3月からTBSの深夜帯で冠番組をスタートさせます。キンプリファンは、まだかまだかとしびれを切らしている」(芸能関係者)

 ファンの期待が高まるのも無理はない。メンバーそれぞれに、バラエティー番組で輝く“素質”が垣間見えるからだ。キンプリファンが、コンサート時の役割分担からこんな分析をする。

「永瀬廉くん(21才)がMCを担当するしきり役です。下ネタもさわやかだし、突っ込みの言葉選びもうまい。バラエティーでもスムーズに番組を回せるはずです。平野紫耀くん(23才)は、ド天然。何をやらせても面白い。高橋海人くん(20才)は癒し系で、みんなの言葉を的確に拾ってつなげる才能があるし、神宮寺勇太くん(22才)は、ほかにはいないナルシストキャラがハマっている。いじられ役の岸優太くん(24才)もいるし、キンプリのバラエティー番組は、ファンじゃない人が見ても絶対に面白いはず!」

 ファンの期待は膨らむ一方だが、テレビ局関係者は別の見立てをしている。

「鍵を握るのは平野さんでしょう。彼の“あの天然ぶり”は、バラエティーには不可欠です。ただ、その天然さが際立ちすぎてしまうと、グループとしての印象が薄くなってしまいますし、バランスが重要ですね」

 平野は、「セプテンバーは何曜日?」「座右の銘はみずがめ座」といった天然発言や、「5円チョコと間違えて五円玉を食べていた」などの逸話をたびたび番組で話している。

 天然エピソードはバラエティー番組で武器となる半面、リスクもある。

「現状では毎回ゲストを招く形の番組が想定されています。もちろんワンマンプレーはNG。何より“空気を読む”というバラエティーの掟を彼も理解していないといけません。バラエティー慣れしていない彼は、いまから震えているようですが、ああ見えて実は勉強熱心なところがある。そこで、頼れる先輩にいろいろと相談をしているんです」(前出・芸能関係者)

 心強い先輩の名は、松本潤(36才)。この2人にはすでに深い縁がある。

 平野は2018年に『花のち晴れ~花男 Next Season~』にメインキャストとして出演している。同作は、2005年と2007年に松本が出演した『花より男子』シリーズの続編。松本が平野を気にかけたことで連絡先を交換し、以来、平野は松本を師と仰ぐ。

「松本さんは、嵐のプロデューサーとしても知られます。対して、完全なプレイヤーである平野さんは“弟子入りしたいジャニーズの先輩は松本潤くん”とたびたび公言していて、2人はサシで飲みに行く仲でもあるんです。そのときの話題はほとんどが仕事に関することで、最近はバラエティー番組での立ち回りについて松本さんに質問することが増えたようです」(前出・芸能関係者)

 初の冠番組で初ゴールデン。キンプリなら嵐の“後継者”に相応しい番組を見せてくれるはずだ。

※女性セブン2020年3月26日・4月2日号