2020年3月9日
産経新聞
牛丼チェーンの吉野家は9日、新型コロナウイルス感染防止のための臨時休校措置を受け、12歳以下の子供の食事用の「牛丼並盛」持ち帰りについて、本体価格から74円を割り引き、税込み価格が300円となる「お子様割引価格」を10日午前11時に導入すると発表した。
31日午後12時(4月1日午前0時)まで続ける。
「牛丼並盛」は通常価格352円だが今回の割引で278円となるため、持ち帰り価格(税率10%)は通常380円が300円となる。利用の際に子供を連れて行ったり書類などを提示したりする必要はなく、注文時に申し出る。来店客1人につき最大3食まで対応する。牛丼であれば別のサイズでも適用になり、本体価格から74円を値引く。
吉野家広報は今回の取り組みについて「継続できる方法を考えた結果」と話す。吉野家では店舗が入居する施設側が閉館時間を早めた結果、9店が時短営業に伴い提供メニューを縮小しているという。