大倉忠義 後輩のために…SNSに異例のTwitterをあえて選んだワケ

2021年10月15日

女性自身


「開設直後からファンが歓喜し、たちまちネットのトレンド入り。3週間で50万人以上のフォロワーを獲得するなど、改めて人気の高さを証明しました」(芸能関係者)

9月22日に個人Twitterアカウントを開設した関ジャニ∞の大倉忠義(36)。’19年11月に嵐が5種類の公式SNSアカウントを開設して以来、木村拓哉(48)などジャニーズ事務所のタレントも続々とSNSを解禁しているが、なかでも大倉は“異例”だという。

「TOKIOの国分太一さん(47)も今年3月にTwitterを開設しましたが、今も音楽活動を続けているグループで個人のTwitterアカウントを開設したのは大倉さんが初です」(音楽関係者)

大倉は開設した背景について、Twitterでこうつづっている。

《最初は8人だったメンバーも今は5人です。色んな事があったけど、全てが良い思い出でありいい歴史です。今回、こういう場所を作らせてもらったのはそういう僕たちの物語を……僕のやってる仕事内容を自分目線で伝えられないかな? と。明日を夢見て頑張っている子たちの背中を押してあげられないか、という想いからでした》

なぜ、大倉は数々のSNSのなかからTwitterを選んだのか。そこには、“未来のスター”たちへの想いがあるようだ。

「大倉さんは’18年から関西ジャニーズJr.が行う公演のプロデュースや楽曲提供を行うなど、後輩指導に注力しています。11月に『なにわ男子』がCDデビューするにあたっても滝沢秀明副社長(39)に『そろそろどうでしょうか?』と推薦したそうです。

プロデューサーとして、後輩たちの活動を広めるためにも、拡散されやすいTwitterをあえて選んだといいます」(前出・音楽関係者)

関西ジャニーズの“長男”として圧倒的な人気を誇る関ジャニ∞。“弟たち”の育成は彼らの総意でもあるようだ。

「関西Jr.を関ジャニ∞の冠番組に招いたり、ドラマで共演するなど、後輩に“チャンスをあげたい”という思いはグループの共通認識です」(前出・音楽関係者)

■後輩育成は大倉の“心の支え”に

なにわ男子結成日の10月6日に結成を祝福するツイートをしたり、国分に《株式会社TOKIOの事業で、お手伝いできる事があれば関西チームいつでもお申し付けください》と売り込むなど、Twitterを活用して、関西ジャニーズをもり立てる大倉。

関ジャニ∞の活動とプロデューサーを兼業することが心の支えとなっているという。

「大倉さんはここ数年、執拗に追いかけ回したり、突然手をつなごうとする一部の行きすぎたファンに頭を悩ませていました。ブログで『そろそろ限界』と胸の内を明かしたこともあります。

しかし、そんなときに後輩と向き合っていると、“一人前にするまで負けてられない”と心が奮い立ったそうです。関西Jr.時代の大倉さんは、東京のJr.と比べてチャンスが少ないことから不安を抱えていたといいます。大倉さんはプロデューサーとして前面に立つことで、後輩に同じ思いをさせまいとしているのでしょう」(テレビ局関係者)

“亡き恩師”と東京で活躍する“先輩”への思いもあるようだ。

「自身を関ジャニ∞に抜擢し、エンタテインメントのいろはを教えてくれたジャニー喜多川さんが亡くなった際、“教えを後輩たちに受け継いでいく”と墓前に誓ったそうです。

同じように東京で後輩への演出アドバイスに積極的な1期先輩の松本潤さん(38)の存在もいい刺激になっていると聞いています」(前出・テレビ局関係者)

そんな大倉にはプロデューサーとして大きな夢が。

「関ジャニ∞から脱退するメンバーが相次ぎ、過激なファンに苦言を呈したことから、大倉さんの退所を報じるメディアもありましたが、露にも考えていないそうです。今は’25年に行われる大阪・関西万博に後輩グループと一緒に参加することを目標にしているといいます。40代に入っても、アイドルの第一線で生き残る覚悟なのでしょう」(前出・音楽関係者)

36歳にして、プロデューサー兼業の決断をした大倉。“責任感”のあるヒーローとして、後輩たちを導いていくことだろうーー。