海から一番遠い「海瀬」駅、長野 海岸から112キロの山中に

2021年8月30日

共同通信

 長野県公共嘱託登記土地家屋調査士協会が、日本で最も海から離れている駅が同県佐久穂町のJR小海線「海瀬駅」であることを突き止めた。

 調査のきっかけは、JR東日本長野支社小海線営業所の「沿線に名所を誕生させたい」との依頼。日本で最も海岸から遠い地点が海瀬駅から約6キロの場所に存在していることから、国土地理院の地図で調べたところ海瀬駅は新潟県糸魚川市の海岸線から112.77キロの地点にあることが判明した。2番目は群馬県の上信電鉄上信線南蛇井駅で、神奈川県小田原市の海岸から112.05キロ離れており、約700m差で海瀬駅が日本一海岸から離れていることが分かった。