『少年たち』HiHi Jets&美 少年が主演「“桶ダンス”やります」

2021年7月16日

dwango.jp news

1969年に初演された舞台『少年たち』が、『少年たち 君にこの歌を』として、9月5日から27日まで新橋演舞場にて上演される。

主演を務めるのは、ジャニーズJr.内ユニット・HiHi Jets と美 少年。15日、都内にて開催された製作発表会見に、HiHi Jetsの郄橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗と、美 少年の岩粼大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世が出席した。

これまで、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズ WEST、SixTONES、Snow ManらがジャニーズJr.時代に出演していたことから、同作は“若手の登竜門”的存在となっている。

HiHi Jetsはコメントを求められると、郄橋が「ジャニーズの伝統ある、この『少年たち』という舞台を、僕たちHiHi Jetsと美 少年が受け継がせていただくこと、とてもうれしく思います」と歓喜。「ジャニーさんが愛したこの『少年たち』という舞台を、僕たちの解釈で新しい『少年たち』をみなさんにお届けできるよう精一杯頑張っていこうと思っています」と誓った。

また井上は「今僕たちが持っている“少年性”を大切にしながら、丁寧に作り上げていけたらなと思っています」、橋本は「どんな時もジャニーさんがそばにいると思って頑張りたいと思います」、猪狩は「代を継がせていただくのは大きいこと。しっかり意識して責任感を持って全力で臨めたら」、作間は「今年の『少年たち』も良かったなと思っていただけるように、自分たちなりに力を尽くして良い舞台を作ろうと思っています」とそれぞれ意気込みを語った。

美 少年に意気込みを聞くと、岩粼が「僕たちHiHi Jetsと…あ、失礼しました。僕たち美 少年と」とグループ名を間違えるまさかのハプニング。一同に笑いが起きる中、岩粼は「僕たち美 少年と、HiHi Jetsで僕たちの関係性の中で出来る楽しい『少年たち』を皆さんにお届けできたらなと思います」とやや慌てながらも言い切った。

すると、続く佐藤も「僕たちHiHi Jets…じゃない、あのー」と岩粼につられてしまう。「緊張してる?」と指摘を受けると、「ちょっとしてます」と本音をこぼしつつ、「HiHi Jetsさんと美 少年は5年以上ずっと一緒にいるので、とても良い作品が出来ると思います」と期待を込めた。

そして那須は「ついに僕たちの番になりました。ここにいる2グループで精一杯頑張ります」、浮所は「ジャニーズの登竜門とも呼ばれているこの舞台に出演させていただけることがとても光栄です」、藤井は「ジャニーさんに良い舞台を作りました、と報告できるように頑張っていきたい」、金指は「僕たちなりに精一杯、お互いのグループのカラーを出して最高の新しい『少年たち』を作りたい」とコメントした。

出演が決まった際の心境を聞かれた郄橋は「『少年たち』ってちょっといかつめなイメージがあったので、出来るのかなって不安があったんですけど、僕たちは僕たちなりの『少年たち』を作っていこうという話になりました」と回答。

岩粼は「とうとう受け継がせていただけるっていうのが本当にうれしい。誰がどの役をやるのかな、と想像を膨らませるのも楽しかったです」と笑顔を浮かべた。

内容はまだ確定していない、としつつも、『少年たち』伝統となっている、ほぼ裸の状態で桶を持って踊る“桶ダンス”については、郄橋が「現段階では、あります。“桶ダンス”、やります」と発表した。

今の所“桶ダンス”に自信がないという藤井は「板というか、モザイク的なのあるじゃないですか。俺、みんなの身長に追いつかないから俺だけ中に隠れたらどうしようって不安もあるんですよ。低めにしてもらえればなと思います」とポツリ。反対に、金指が「自信ありますね。かわいらしい“桶ダンス”を見せられるかなと思います」とアピールすると、対抗するように橋本も「私橋本涼が、男らしい桶ダンスをお見せしたいと思います。今から頑張って体鍛えます」と名乗りを上げた。

これまで出演してきたジャニーズJr.が後にデビューしていったことについては、郄橋が「目指しているところはデビューというのは間違いないです。僕たちもライバル関係ですけど切磋琢磨しながら、次は自分たちが行くぞ、とそういう気持ちです。ファンのみなさんにもたくさん応援していただけるように日々挑んでいきたい」と発言。

続いて岩粼が「先輩方のデビュー率を見ると、今回(主演が)決まったということは、僕たちもデビューが決まったということで」と言うと、一同からは「早い早い!」「先走ってしまってます!」とツッコミが殺到。岩粼は「そこに繋がるような功績を残していけたらいいなと思います」と改めて宣言した。

藤井が「HiHi Jetsさん先輩なので敬語だったりするんですけど、舞台ならではの対等なケンカをするシーンとかでは、いつもとは違った関係性を見せられるんじゃないかな」と語った場面では、那須が「橋本くんを『橋本』って呼び捨てにするシーンがあって、ちょっとうれしいんです」と告白。

佐藤も、普段は「瑞稀くん」と呼ぶ井上を呼び捨てにするシーンがあるそうで、会見の場で再現してみることに。佐藤は立ち上がって「おい瑞稀、お前の顔むかつくんだよ!」と声を張り上げたが、耐えきれずに即座に頭を下げ「ごめんなさい本当に!」と謝罪。黙って聞いていた井上は「俺、そのあとなんも言わないんですよ(笑)」と笑っていた。