キンプリ平野の天然エピソード、五円玉をチョコと思い飲んだ

2020年2月25日

NEWSポストセブン

 King & Princeの平野紫耀(23才)の人気はとどまることを知らない。女性ファッション誌の人気企画「国宝級イケメンランキング」で2019年の上半期と下半期で2連覇。阿川佐和子(66才)は新聞の連載小説で平野を実名で登場させ、明石家さんま(64才)はその天然ぶりに惚れ込んでいるという。

 そんな平野は小学生に入学後すぐ体力づくりのためにダンススクールに入った。すぐに頭角をあらわし、15才でジャニーズ事務所に入所した。その後、ジャニーズJr.に所属。当初は関西ジャニーズJr.の一員として、コンサートの舞台に立ったり先輩のバックで踊るなど、テレビや舞台でも活躍した。

 その後、2015年に18才で上京。平野のほか、永瀬廉(21才)と高橋海人(20才)が所属するMr.KINGと、岸優太(24才)、岩橋玄樹(23才)、神宮寺勇太(22才)からなるPrince、それぞれ別のユニットが活動を共にするという立ち位置で、「Mr.King vs Mr.Prince」として活動。

 そして上京から3年で、King & Princeとして堂々のCDデビューを飾り、紅白にも2年連続で出場。順風満帆に見える平野だが、その間には心労もあった。

 2016年の舞台『ジャニーズ・オールスター・アイランド』で、平野はそのときの心情をせりふにのせて語っていた。

「この舞台は、演出したジャニーさんの考えで、出演者の身に起こった実際の出来事を反映させて物語を展開していました。その中で平野さんは、《僕が東京に出る時に母親の頭に悪性の腫瘍が見つかった》《母さんは僕が小さい頃に離婚しちゃって、夜遅くまで働いたから病気になっちゃって》と語っていたのです。この部分は完全なせりふかと思われたのですが、後日、母親の闘病が報じられ、そんな思いを抱きながら舞台に立っていたのかと、とても驚きました」(舞台関係者)

 母親はその後、無事回復。家計のために芸能界入りを選んだ少年は、舞台でテレビで、家族を元気づけている。

 努力家で、見目麗しい平野だが、その内面もユニークだ。テレビ番組への出演が増えたことで、その天然っぷりが話題を集めている。

「“セプテンバーは何曜日?”や、“座右の銘はみずがめ座”、4月1日のエイプリルフールを“エリンギプール”と言い間違えたり…平野さんは数々の珍言を残しています。エッジが効きすぎた勘違いは〝平野語録〟と呼ばれています」(テレビ局関係者)

 あまりにもぶっ飛んだ勘違いのため、計算された、“ビジネス天然”と揶揄する声もあるが、そうではない。

「テレビでの面白発言はつくっていませんよ。小学校の頃から、あのまんま。五円玉をお菓子の『五円チョコ』と間違えてのみこみ、電柱を倒そうと素手で何度も殴る。極めつきは給食の牛乳パックを返却しようと配送トラックに飛び乗って、そのまま隣町まで運ばれた話もあります(笑い)。あの頃に比べたら、少し大人になったかなってくらいです」(地元の同級生)

 天性の“人たらし力”で多くの人に愛される平野は、ジャニーズ事務所の先輩にもかわいがられている。

「山下智久さん(34才)は平野さんを“面白くていいヤツ”と連れ回し、BBQパーティーをする仲です。嵐の松本潤さん(36才)とは、『花のち晴れ~』で主演を平野さんが演じる際、直接、助言をもらったことから師弟関係にあります。

 TOKIOの長瀬智也さん(41才)を“なりたい男”に挙げ、彼から男らしさとセクシーさを学んでいるとか。他事務所では、小栗旬さん(36才)と公私共に親交が深い。平野さんが眠れない夜には朝方まで、小栗さんはテレビ電話で付き合ってました」(前出・芸能関係者)

 先輩からの寵愛を受ける一方で、平野も全力で慕う。ついには先輩と同じマンションへ…そんな彼の“先輩愛”もまた、平野伝説として語られるのだろう。

※女性セブン2020年3月5日号