漫画『アオアシ』来春TVアニメ化、サッカー界も祝福 中村憲剛・宇佐美貴史ら「おめでとう」

2021年5月28日

オリコン

 累計750万部を突破している人気サッカー漫画『アオアシ』が、2022年春にテレビアニメ化されることが28日発表された。作者・小林有吾氏のほか、元プロサッカー選手の中村憲剛、ガンバ大阪の宇佐美貴史、リーグチェアマン・村井満氏とサッカー界からお祝いのコメントが寄せられた。

 2015年より『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の同作は、愛媛に暮らすサッカー少年・アシトが、その能力を見出されJユースチームで“サイドバック”のポジションで世界を目指す物語。コミックスは24巻まで発売されており、TBS系のサッカー番組『スーパーサッカー』とコラボ、Jリーグとの共同プロジェクトなど、数々のサッカー関連のコラボレーションをしている人気作品。

 アニメ化に小林氏は「去年の2月には決定の報を伝えられてました。しかし正式発表まで誰にも言わないでくださいと。家族以外に誰にも言えず、一生懸命描いてくれてるスタッフさんや友人に無邪気に『アニメ化になったら良いですねえ』と言われるたび『そうなると良いですね』とごまかし続けた1年3ヶ月でした」と告白。

 「アオアシはアニメになります。キャラクターデザインや、アフレコの声が届くたび、アオアシに新たな命を吹き込まれているような気持ちになっています。テレビからアオアシが広がっていくその日を楽しみに待ちながら、きょうも原稿を描いています」と今の心境を伝えた。

 中村は「この度は『アオアシ』アニメ化おめでとうございます!!  テレビの中で躍動するアシトたちの姿を楽しみにしています!!」、宇佐美は「アニメ化おめでとうございます! Jクラブのユースが舞台となっている素晴らしい作品なので、ぜひサッカー選手を目指すたくさんの子どもたちに観てもらいたいです」、村井氏も「この度のアニメ化決定、おめでとうございます。アシトやチームメイトが縦横無尽に駆け回る姿を、テレビ画面で観られることを大変楽しみにしています」と祝福した。

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