ストレッチでさらに女性らしく!

2020年2月17日

ココカラネクスト

 以前、こんな出来事がありました。

夏に向けて本格的にダイエットをしていたのですが、ある日トレーニング前に全身鏡を見て、自分のむくみ、張っている脚にビックリしました。キレイになりたくてトレーニングをしているはずなのに、その時見たスタイルは、理想とかけ離れているものでした。

そこで。自分の脚の状態をみて、トレーニングを振り返って、気付いたのです。

「ストレッチだ!」と!

 それからトレーニング前後は必ず、朝時間がある時や就寝前など、なるべく念入りにストレッチをするようになりました。その結果、日に日に筋肉に柔軟性が出てきて、むくみもなくなり、脚のスタイルは徐々に良くなっていきました。ストレッチの重要性を改めて実感した出来事でした。

この記事では、そんな「ストレッチ」の重要性と取り組み方についてお話していきたい思います。

ストレッチのメリット

 日常の活動の中で、座りっぱなし、立ちっぱなし…いつもの体の使い方の癖で筋肉はどんどん収縮し硬くなっていくのに対して、伸びるという動作を自然に行うことは難しいのが現状です。

そんな風に毎日を過ごしているとどうでしょう?筋肉はどんどん収縮し、柔軟性がなくなっていきますね。

柔軟性がなくなった筋肉は血流の流れが停滞気味に…。それが続くと、血液がドロドロになり老廃物が溜りやすい状態になります。この結果、肩こり、腰痛などの痛みが引き起こされてしまうのです。また、トレーニングで動かした筋肉をストレッチせずにそのままにしておくのも、筋肉の柔軟性をなくしてしまう原因の1つになります。

そこで、ストレッチで「伸ばす」動作を意識的に行い柔軟性を高めることで、これらの問題を解消し、健康な体を作っていくことができるのです。

ここでは、柔軟性を高めることの具体的なメリットを4つお伝えしたいと思います。

①日常の動きが改善され、代謝アップに繋がる!

体の柔軟性が高いと、骨と骨を結ぶ関節の可動域も広くなります。
すると、筋肉の伸び縮みがスムーズになり、普段の動きからまるで変わってきます。
そうやって、日常の動きが活発になることによって、消費カロリーが大幅に変わってくるというわけなのです。

②血液の流れが良くなる!

先ほどもお話した通り、柔らかい体には筋肉の緊張がなくなり、血液の流れもスムーズになります。
ドロドロな血液によって誘発される代表的な疾患は、「肩こり」「首こり」「むくみ」「腰痛」などなど…。ストレッチで体を柔軟にしておくだけで、これらの悩み解消にもつながるのです!

③健康だけではなく、美容にも効果的!

サラサラになった血液は、体内の老廃物をスムーズに流してくれるメリットもあります。老廃物が体内から排出されることで、細胞が活性化され、新陳代謝アップに繋がります!

また、ストレッチには、女性の多くの方が崩しがちなホルモンバランスを整えてくれる効果もあるのです。ホルモンバランスが整うと、美肌の命といわれている「コラーゲン」を生成する働きが活発になり、肌のハリやツヤツヤの髪を体内から作り出す効果が促進されます。

④ストレスを感じにくい体に!

ストレッチのメリットは、まだあります。
ストレッチをすると、副交感神経(又は、リラックス神経)が高まり、リラックス効果を得る事が出来るのです。また、体内のホルモンバランスも整えてくれるため、ストレスが緩和されリラックスした日常を過ごす事にも繋がるのです。

ストレッチのコツ

 このように体にプラスの影響を与えるストレッチですが、このストレッチも、やり方次第で得られる効果が変わってきます。効率よく効果を出すために、正しく効果の高いストレッチをしていきたいですよね。ここで、ストレッチをする上での要点を押さえておきましょう!

①自分の柔軟性を知ること!

体の柔軟性も人それぞれ。そのため、自分自身の柔軟性を把握し、どの部分の筋肉が硬いのかを知ることが大切です。特に、硬い部分の筋肉は疲労度が高い可能性大です!

闇雲に筋肉を伸ばすのではなく、硬い筋肉を少しずつ緩ませてあげるイメージで行いましょう。

②15~20秒キープする!

実は、伸ばす時間の長さでも効果が変わってきます。
10秒ほどの短い時間だと筋肉は十分に伸ばすことが出来ませんし、長すぎても筋肉が緩みすぎて逆に力を発揮しにくくなる場合があります。(長時間のストレッチは、就寝前などには効果的です。)心地よく筋肉が伸びていると実感できるところまでストレッチをし、約15~20秒を目安にキープしていきましょう。

③どこの筋肉が伸びているか意識する!

最近は、本やテレビ、番組、雑誌など、ストレッチの方法がいろいろなメディアで紹介されていますね。しかし、いくら良いストレッチ方法でも、伸びている筋肉が意識できなければ意味がありません。「どの筋肉がしっかり伸びているのか?」あるいは「目的とされる筋肉がしっかり伸びているか?」を意識し、伸びていないと感じた場合には、強度を上げてみたり、角度を調整していったりするなど、自分によりあった伸ばし方を見つけていくことが大切です!

④左右交互に行う!

どのストレッチもすべて、左右交互に行っていきます。
「右脚を伸ばしたら、次は左脚…」といったように交互に行っていきましょう。

交互に行うのは、片方だけが伸びすぎてしまうという事を防ぐ意味合いもありますが、交互にストレッチを行うことで左右のバランスを比較的自覚しやすく、状況を確認しながら行えるというメリットもあります。

⑤呼吸も一緒に!

ストレッチで筋肉を伸ばす時は、基本的に息を吐きながらリラックスした状態で行います。これによって、筋肉が更に緩み、血液循環、筋肉への酸素と栄養の供給が増大します。

しかし、実際にはストレッチの最中に呼吸を止めてしまう方がいます。そうすると筋肉が緊張してしまいなかなか緩もうとしなくなることも…。ストレッチの際の呼吸は、伸びている時に「深く」「長く」「ゆっくり」。この三拍子を意識していきましょう!

おわりに

 ストレッチは、比較的早く効果が得やすいものです。

日常生活の習慣として取り入れていけると良いですね。

[記事提供:http://natural-city.com]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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